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普段着のお好み焼き
大阪のお好み焼き屋には、千房やゆかりなどといった繁華街にあるチェーン店と、普通の家を改造したような家族経営の小さな店といった、2パターンの形に大きく分けられます。
後者のタイプは、大阪の下町に行けば、それこそイギリスのパブ並に「お好み焼き」と書かれたのれんが下がっている民家をたくさん見かける事が出来ます。
中身もある意味パブと同じで、どの店もだいたい豚・イカ・海老の具とお好み焼きと焼きそばを組み合わせたメニューが並び、油で黒く光った鉄板が真ん中にでんと収まった安っぽいテーブルに丸イス、脇には油引き、ソース、青海苔とカツオ粉が入ったアルミの3点セット、茶色く古びた漫画と新聞、そして芸術的なコテさばきを見せつつ大車輪で働くおばちゃんが必ずセットになっています。
こういう店は、宣伝して金を儲けると言うよりは、おばちゃんの生きがいのために営業しているようなものなので、どこも安くてうまいです。しかし、「Meets」や「魔法のレストラン」などでたまに取り上げられる以外、このタイプの店が一般人の目に触れることはほとんどありません。そもそも、近所の常連さんの間だけで商売が完結してますからね。いきなり客が増えても、おばちゃんも常連さんも困ってしまうだけです。
大阪人も、府外から客を招いた時にはもっと広くて綺麗な有名店に連れて行く場合がほとんどです。それは、大阪人にとっての「近所のお好み焼き屋」というものは、「ハレ」と「ケ」のうち、ケの最たるものの一つであって、そもそも客を連れて行くという発想が浮かばないんですよね。だいたい、店には20人も入れない場合がほとんどですので、たとえ客を連れてったとしても満席で入れないか窮屈な思いをするだけですからね。持ち帰りの注文がたくさん入っていると待たされることも多いですし。
本サイトに載せている店の中でこのタイプに属するのは「福ちゃん」と「おか」でしょうか。他は焼き手が2人以上いるなど、厨房のキャパシティにまだ余裕があったりするので大丈夫かな。上記の店に訪れる皆様は、くれぐれも大人数で行って出来上がりを催促するなどの無理は言わないようにお願いしますです。
投稿者 kobayashi : 2004年10月06日
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「かつお節をかけないで、ソースだけで一度食べて見てください」。大阪・梅田の阪急東通り商店街にある、お好み焼きの老舗「美舟」でこのお店のお孫さんにあたるF君からお... [続きを読む]
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