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2004年12月16日

大阪の行列

大阪人の嫌いな事ランキングを挙げてみたとすると、まず間違いなく「待つ事」がベスト3に入るんじゃないかと思います。

電車の整列乗車を守らない人は多いですし、何しろ阪神高速道路の環状線では車線変更とは「車間に車の頭を突っ込む事」を意味しますからね。

当然、それは飲食店を訪れる時も同じでして、私なんかは京都生まれで生粋の大阪人ではないので、行きたかった店が混んでたりすると待ち時間によっては待つ事も仕方ないかなと思ったりもするのですが、「30分ぐらいだから待つか?」と言おうと振り返ると、たいていの大阪の友人は既に外に出てますね(笑)。

まあせっかち(大阪弁で言うところの「イラチ」)と言えばそうなんですが、別にその店でなくても安くておいしい所が豊富にある大阪という地域のせいもあるんですがね。

そういう大阪人でも、行列をいとわない時はあります。それは、日時限定の安売りか、お得な食べ放題の店に行く時です。

私が学生の頃、住んでいたアパートの近くにパン屋が新規開店し、3日間の半額セールの間は凄い人で、その行列を見ながら「こんなに混んでるとこれから買いに行きにくいなあ」と思っていたら、セールが終わるととたんに閑古鳥が鳴き始め、その後半年ぐらいで店を閉めてしまいました(笑)。

こんな大阪ですから、良くガイドブックなんかに「行列が出来る店」として紹介されているようなところは注意が必要です。場所が梅田や道頓堀などの繁華街で、何か特別なセールをやってるわけでも無い場合、まず観光客が行列を作っていると考えて間違いありません。携帯などで店の写真を撮る人が多ければさらに危険度アップですな。

いや、観光客向けの店が決して悪いと言ってるわけではありませんよ。今では私もかなり大阪ナイズされてしまったので、長い行列を見るだけで拒否感が出てしまい、たまたま空いている時に行ってみたらおいしくて「食わず嫌い」を反省、なんて事もたまにあります。ま、たま~にですけどね。

逆に行列は、大阪でコストパフォーマンスの良い店を選ぶ場合の一つのポイントとになるとも言えます。

つまりは上に挙げた例の逆、「行列が少なくて常に混んでいる店」を探す事です。

行列が無いのは地元の人の割合が多い証拠ですし、彼らは店の「空き時」を知っているので、常に満席に近い状態が続く事が多いのです。そういう店は予約も取らない事が多いので、一見の場合は「なるべく早い時間に行く事」が席を確保する秘訣だと思います。

また、行列が少ないという事は、待つ気になれば結構すぐに入れるという利点もありますからね。席が空くのを待ちながら、店内をちょっとのぞいて席が埋まっているのを見てすぐに出て行ってしまう大阪人の生態を見るのもまた一興でしょう(笑)。

ここから続き

投稿者 kobayashi : 2004年12月16日 

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