一番のお気に入りだった天満の正宗屋亡き後、各地に数多くある正宗屋の中で次の代表として挙げたいのがこのお店。
料理や酒の値段、店の活気という面では天満に劣ってはいるが、料理の質ではこちらが上回っている部分もあり、ねっとりとしたイカのウニ和えや柔らかく煮込まれたアワビ、キレのある酢味噌が利いた「ぬた」、そしてボリュームのあるどて焼きといった何でもないアテが実においしい。それでいて、おでんはじゃがいもの50円から、アテはだいたい250円〜350円前後、活きの良い刺身は550円からと正宗屋の名に恥じないリーズナブルさ。そしてメニューに運よくあれば是非頼んでおきたいのが、練り上げた鯛の子にかに味噌を重ねて固めた名物の「カステラ」。見た目の楽しさとねっとりした食感と海の香りで、思わず日本酒の杯を重ねてしまう逸品。
店内は細長くて狭い上に、何人もの店員が給仕に動き回るので落ち着かないが、真っ当なアテを安く食べたい向きにはうってつけの店だろう。ビール大瓶390円。
(08/10/22 更新)
住所:大阪府大阪市都島区都島南通2-5-24 大阪屋シャレード京橋1F 【MAP】
定休日:今のところ無休
08年の4月にオープンしたばかりの居酒屋。1本100円の串かつや焼酎のボトルキープなど一部を除けば、ビール中瓶や生ビール、焼酎などの酒類、そして全ての料理が300円均一の超明朗会計。
会計システムとは裏腹に料理の内容は非常にしっかりしており、カンパチの刺身はコリコリの分厚い切り身が5枚も載り、美しく大きなだし巻は調味料の影を感じさせない丁寧なダシで作られ、はじかみまで添えられるゴージャスぶり。生ダコとマグロが添えられた海鮮のカルパッチョや牛肉のたたきなど、他店では軽く500円以上はしそうな料理まで揃っている。焼酎も、一生一代や薩摩一といった普通300円ではとても飲めない銘柄が並んでいるのも素晴らしい。
店は居抜きで入ったらしく、安居酒屋とは思えないほど店内がゆったりとしているのも魅力だ。
(08/07/09 更新)
萩之茶屋商店街から少し脇道にそれた場所にある、穴場の一人鍋専門店。
鍋は20種類近くのラインナップを誇り、豚肉・鶏肉のすき焼きが570円、高くて鱈ちりの820円、冬場の牡蠣鍋が880円という激安価格。店の一押しである鶏ミンチ鍋(770円)は、にんにくの入った鶏のつみれがどんぶり鉢にみっしりと詰められて供され、牛のすき焼き(620円)は上質の肉と野菜がたっぷりで、一人鍋と言いながらも十分2人前はあるボリュームは圧巻の一言。店のオリジナルらしい、ちり鍋用ポン酢もしっかり柑橘の香りが効いていてうまい。
一品ものも種類は豊富だが、超定番はまぐろのすき身。220円という価格ながら、皿に大ぶりの身が積み上げられ、これと丼ご飯があれば大盛りのマグロ丼が完成してしまうぐらいの量だ。酒はビール大瓶470円など。
(08/03/26 更新)
もはや大阪ののんべえで名前を知らない人はいないとも言える、大正駅前の名物居酒屋。
闇市時代の香りを色濃く残す飲み屋街にある店は、中の雰囲気も戦後の昭和そのまんまで、もしゲートルを巻いた復員兵が店にいたとしても全く違和感は無いはず。そしてアテの値段ももちろん昭和で、かくしゃくとした老主人が作る甘めのダシが利いた巨大なだし巻が260円、一串で十分にボリュームがあるレンコンの肉詰めやエノキのベーコン巻といったくわ焼きが2本で210円、皿に文字通りのてんこ盛りで出されるゲソ天や椎茸のホイル焼きが320円、そしてたっぷりした生野菜や湯豆腐も110円とは正に脱帽の一言。ビール大ビンの値段こそ470円だが、110円相当の小鉢物がお通しで付くので死角無し。
(05/11/07 更新)
正宗屋と並び称される天満の激安居酒屋の雄。味は正宗屋に比べればやや落ちるものの、ボリュームはこちらの方に軍配が上がる。
ビール大瓶350円、酎ハイ260円のドリンク値段は当然として、おでんや焼鳥は1つ100円程度ながら「包丁使うのがめんどくさいんか?」と思わず聞いてみたくなるほどの大きさで、カニやブリ刺しなどの海鮮類もほぼ400円以内という素晴らしさ。そしてメニューの多さも半端じゃない。店員の愛想はお世辞にも良いとは言えないが、そこまで望むのは贅沢というもんだ。
(2004年以前のデータ)
京橋の横丁と言う場末然としたロケーションながら、ウルカや柿なますなどの酒肴が美しく盛られた八寸(600円)や、生ワサビが添えられる魚の昆布締め・焼き霜造り(700円台中心)、手作りゴマ豆腐(380円)などの本格的な割烹料理や、小さな火鉢で焼く鳥の背ギモ(380円)やすじ肉のカレー煮のような下町料理まで、寡黙な主人が作る酒飲みのツボを押さえた肴がずらりと並んでいて驚嘆させられる。それでいて値段もしっかり居酒屋価格なのだから嬉しい限り。もっとも、主人の仕事はマイペースで料理を待たされる事も多いのが玉にキズだが・・・
当然、酒もギネスやエビスの生を始めとして、日本酒や焼酎、ワインも地物を中心とした渋いラインナップを揃えていて抜かりなし。締めにはダシの効いた海苔茶漬けを是非。1階はカウンター席のみだが、予約すれば2階で宴会を開く事も可能のようだ。
(06/01/31 更新)
昼間は安価でおいしいうどんを出す店が夜にやっている居酒屋。
アテの数は少なめで調理も簡単なものが多いのだが、昼のうどんに使っただしじゃこをカリカリになるまで温めたアテ(150円)の立派さが示すように、おでんのダシはふわっと立ち上る鰹の香りと上品な味わいが絶品で、まずその辺の居酒屋では味わえないレベルなのに1品がたったの80円とは驚きの一言。ベースのダシがうまいので、質の良いトロロ昆布が添えられる土鍋にタップリの湯豆腐や出し巻(ともに250円)も当然上質。1本100円の串カツも良い油でカラッと揚げられており、ふんわりとしたお好み焼きやイカ焼き、胡椒が利いたポテトサラダもなかなかいける。
酒がビール中瓶450円、チューハイが290円とちょいと高めのお値段で、アテもボリューム自体はそこそこだが、一品一品のクォリティを考えればかなり高いコストパフォーマンスだと言える。
(08/04/02 更新)
天神橋筋を天六から少し北に上がったところにある、半オープンエアーの海鮮居酒屋。既にマスコミに取り上げられて大人気で、7時ぐらいには大バコの店が満員になる。
メニューはほとんど全てが魚の料理で占められ、しかも内容が毎日入れ替わるのだから凄い。天然タイやスズキ、クエ、本マグロなどの高級魚からカマス、ハタハタといったものまで30種類以上が並ぶ刺身が280円から、肉厚のキスや大海老、野菜などの天ぷらが100〜200円、サイズこそ小ぶりながら半身の金目鯛煮つけが650円と、鮮度は大黒・値段は得一レベルのクォリティには驚くばかりだ。スルメイカのワタ焼きなんかも1杯まるごと出てきて嬉しい限り。
天ぷらや煮物の調理には大雑把なところがあるし、夏場冬場の空調には全く期待できないが、新鮮な魚をたらふく食いたいという欲求にはベストの店だろう。ビールは中ビンが450円と天満価格じゃないのがちと残念。最近、新京橋商店街と堺東にも支店が出来たそうだ。
(07/11/19 更新)
南海萩ノ茶屋駅から東に伸びる萩ノ茶屋商店街の中ほどに位置する居酒屋(朝と昼は立ち飲み)。店内には常にギャンブル関係の放送が流されているのが興味深い。
値段はこの界隈にしては高めだが、鱸の洗いやてっさ(フグ刺し)、粒が立ったウニといった網元から直送される活けの高級ネタが常時何品も取り揃えられていて、さすがにボリューム的にはそこそこではあるが、これらの品が300〜400円台で食べられるのだからCP的には申し分無し。それ以外の一品も豊富で安く、プリプリのてっちゃんを使った鍋や鉄板焼きもこの店の隠れた名物だ。朝8時ごろの開店から11時までは、モーニングサービス(笑)と称して貝汁や湯豆腐、冷奴が100円になるサービスがあって、290円の淡麗生とペアで楽しむのもオツだ。
(08/09/18 更新)
西九条の本店を中心とする大黒グループの1店。正宗屋とは違ってこちらはメニューも雰囲気もほぼ共通だ。店内は黒を貴重とした和風の空間で気持ちが良く、女性にも抵抗は無い作りだ。立ち飲みで紹介した福島店に比べ、こういった肴をじっくり楽しみたい店は座って飲むほうが合っている。
関サバ400円やマグロ中トロ580円、本マグロアラ塩焼き400円など、量はやや少なめだが良い素材をシンプルに調理した日本酒に合う海鮮メニューが非常に豊富。ただ、ワサビが粉ワサビだったり卓上の塩がアジシオだったりするのが非常に残念。50円ずつ値上げしていいので改善して欲しいところ。
(2004年以前のデータ)
ジャンジャン横丁の八重勝やてんぐなど、大阪と言えば串カツが有名なのだが、その中でもCPで特筆すべき店。
ふんわりとした口当たりの良い衣が特徴の串カツが、1本90円からという激安ぶり。まずはこの店一押しの、甘めの味噌にくるまれたとても柔らかいドテ焼きを食べつつ、何を揚げてもらうのかを決めるのが定番コース。串カツメニューの中ではイカやカキなどの海産物の串がお薦め。ただし、大型の有頭海老だけは時価(およそ800円前後)なので、頼む時は値段を確認しよう(笑)。食べた後の串は串入れに入れて後で清算する。時間が遅くなると油が古くなる時があるので早めに訪れたい。
東大阪市の長田交差点から1km弱ほど北に行ったところに弟さんがやっているら支店があり、こちらは海老が定価で800円、どて焼きが少し大きめという違いがあって面白い。
(08/04/10 更新)
言わずと知れた大阪B級グルメのメッカ、上本町ハイハイタウンに集結する安飲み屋の中でも、そのハイブロウな屋号と33メートルと言うギネス級の長さを誇るカウンターで一際異彩を放つ、文字通りのサラリーマンの止まり木である。
しかし、そのいかにもチープな雰囲気とは裏腹に、かなり真っ当なアテを良心的な値段で出してくれる店で、ゲソや野菜盛り合わせなど250円からある天ぷらは通し揚げに(品によっては)ダシが付くし、250円の小芋煮もゆずのすりおろしが散らされていたりの芸コマぶり。きりりと歯に染みる「ぬた」や、上品に焼かれただし巻き、綺麗に盛られたポテサラもよろしい。酒もビール大ビンが400円に日本酒が200円とこちらもあくまで大衆価格だ。
(05/11/17 更新)
住所:大阪府大阪市北区天神橋3-4-18 【MAP】
およそ世間から隔絶された雰囲気の常連率100%の小さな居酒屋。看板には焼肉と串カツと書いてあるが、誰もそんなものは頼まず(笑)、御年80を越えるかくしゃくとしたお母ちゃんと娘さんが作る、煮物や天ぷらといった手料理を楽しんでいる。
メニューには全く値段が掲載されていないが、ある日食べたものを例にあげると、ビール大瓶とかぼちゃ1/8個は使っていそうな煮物、海老2尾と玉ねぎ、ピーマン、しょうがの野菜天6個で890円、同じくビールとたっぷりしたほたるいかの酢味噌、ネギとしょうがが入った大きな出し巻で990円という合計からすると、大瓶390円、料理は200〜400円というところか。いずれにせよ、座り飲みでこのボリューム、この値段は商売度外視と言うしかない。常連相手に撒かれるお母ちゃんの毒舌とは正反対の(笑)、大阪の良心を堪能できる店だ。
(08/03/19 更新)
何しろ1週間のうちでたったの土日しか店を開けないという文字通り幻の串カツ店。
とそう聞けば、よほどのぼったくりか商売気0かのどっちかに思えるのだが、もちろんこの店は後者で、牛カツやじゃがいもが80円なのは標準的だが、新世界だと200円以上は確実に取るであろう、カキや貝柱、はも、たらこといった高級シーフードまでもが120円以下の値段なのは驚愕の一言。衣やソースはさほど洗練されてはいないが、昔の縁日屋台で売っていた串カツの味を知っている人には涙モノの懐かしさがある。近所のひげ勝に比べると、何故か串カツのみならずどて焼きも下町っぽい味わいなのが不思議だ。ビール大ビン500円。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市生野区生野西2-1-30 【MAP】
電話:06-6741-9001
JR寺田町駅のすぐ近くにある、昭和の雰囲気が充満している老舗の居酒屋。渋いという言葉を超越した店内には2台のテレビが置かれ、常連達が毎夜阪神戦を楽しんでいる。若者や女性客が皆無な店なのに、今時の若い女の子2人が携帯片手に給仕しているのがなんともミスマッチで面白い(笑)。
料理も店同様虚飾が極限まで排された実直ぶりで、350円の甘いつゆが特徴的な天ぷら盛り合わせには大ぶりの白身魚やイカが乗っかり、250円の鉄火巻はマグロが濃厚で、500円の寄せ鍋はイカや数種類の白身魚、鶏肉など実に盛りだくさん。ぎんなん、鰻、魚などがぎっしり詰まった茶碗蒸しやサバ(松前)寿司も実にうまい。
他にも日替わりで魚の刺身や焼き物(350〜500円程度)がホワイトボードに書かれている。冬場にはてっさやてっちりも楽しめるようだ。ビール大瓶400円。
(08/11/05 更新)
麒麟麦酒の古いポスターや店で使っている七輪や文化なべが象徴するように、まんま昭和の匂いを感じさせる伝説の居酒屋。
店には一切メニューが無くて、周りが食べている物やカウンターにある物を頼むしかない。惣菜や煮物は総じてひなびた味わいだが、カニや刺身は新鮮そのもの。冬なら味噌ダレがかかった湯豆腐を是非。もちろんどこにも値段は書いてないが勘定は安い。ビールの大ジョッキは今時珍しいぐらいの本当の大である。常連さんによると2日に1度はあるという自家製厚揚げも外せないところ。
追記:久々に再訪問。なんと電灯が新しくなって店のおっちゃんもかなりフレンドリーになっていて、以前と比べると怪しさ8割減(笑)。とりあえず普通の人が楽しめるようになったのでCPをちゃんと書くことにする。
(2004年以前のデータ)
まるで海の家のようなバラック風の建物が特徴的な、半屋台風海鮮居酒屋ブームの先鞭となった店。鳥取の境港から専用トラックで買い付けされるらしい海鮮を、刺身や七輪焼き、揚げ物、煮物といったさまざまな調理法で楽しめる。
値段は安いもので300円、メインは500円から1000円の価格帯とあってそれほど安くは感じないが、1000円の刺身盛はトリ貝や生ダコ、まぐろ、カンパチ、ホタテ、サーモン、イカが大皿に盛られ、イワシの天ぷらやカレイのから揚げはまるごと一匹、ホタテ焼きは大人の手のひらサイズ、そして鉄火巻きは文字通りの太巻きが1本どーんと出てくるなどボリュームがものすごく、1人で3000円もあれば腹いっぱい飲み食いできるのだから十二分なコストパフォーマンスだ。
味は全体的に大味ではあるが、4人から26人まで無料送迎のサービスがあるので、大勢でワイワイと楽しむには最適な店だろう。月曜から木曜までの17時から18時までビールとチューハイが100円になるサービスもあり。
(08/09/10 更新)
若者で賑わうあべのHoopの裏、南西側に隠れるようにしてのれんを下げている居酒屋。
ビールこそ大瓶430円とそれなりの価格だが、卵やじゃがいものおでんが何と60円、いわしが2匹ついた天ぷらが180円、うまきやもずくなどの他の一品物も100円台連発と、まるで商売を考えていない値段設定なのが物凄い。まぐろなどの刺身も360円で結構な量だ。ただ、刺身が大根じゃなくてキャベツの千切りに載せられているのが謎だけど(笑)。毎晩来ているような常連オヤジの注文を店の老夫婦がマイペースでこなす、独特ののんびりした空気感が楽しい。
(05/09/06 更新)
西成署前のあいりん銀座と萩之茶屋商店街が交差するあたりに新しく出来た、豚と鶏の焼き物を売りにした居酒屋。
宮崎風に炭火で焼かれる鶏のもも焼き(270円)や手羽先(1本100円)、テッポウやレバー、タン、ガツ、ハツなど豚肉のホルモンあぶり焼きが200円、その場であぶってくれる自家製チャーシューが250円と、どれも激安な割りにボリュームは十分。酒もビール大瓶が440円、チューハイが300円、薩摩白波が240円とあいりん標準価格で合格点といい事ずくめだが、豚や鶏の肉質についてはちと看板倒れな感じだし、味付けにアジシオを多用しているのも玉にキズ。
他には一品ものもそこそこあり、霧島直送の豆腐なんかは関西では味わえないしっかりした豆の風味と素朴な歯ざわりが楽しめてお薦め。
(08/11/05 更新)
住所:大阪府大阪市西成区萩之茶屋2-3 あたり 【MAP】
営業時間:20:00まで
萩之茶屋商店街の中ほどにある渋い雰囲気の居酒屋。公営ギャンブル放送を流す巨大なモニターが5つも置かれた店内は、いつも常連客と女将の掛け合いで賑わっている。
看板メニューは豚&かしわの水炊き、味噌鍋、牛すきと揃った鍋(350円均一)と牛肉や豚、鶏、野菜の炒め物(250円より)で、近所のなべやほどの具のボリュームはさすがに無いが、鍋は肉・野菜・うどんがバランスよくたっぷりと入っており、牛焼肉や野菜炒めも熱く焼かれた鉄板の上で野菜と赤身の薄切り肉がジュージューと音を立てた状態で出されるシズル感あふれるもので、酒を飲みながら安くたらふく食べたい人にはぴったりの店だ。
他にも冷蔵ケースに刺身などのアテがいくつか揃っており、その中でも何故かメロンの人気が高いのが面白いところ。
(08/11/12 更新)
JR桜ノ宮駅東側のガード下にある、年配の女性陣だけで切り盛りしておられる居酒屋。
メニューは刺身から煮物焼き物揚げ物鍋と非常に豊富で、アテの値段はおおよそが200円台後半からと単品ではそれほどのCP的な魅力を感じないのだが、大ぶりの刺身6品と生ビールの「おたのしみセット」が800円、冷奴半丁+小鉢の惣菜3個+海老と野菜の天ぷら6個+生ビールという、これだけで腹が一杯になる「まごころセット」が900円と、セットメニューの安さが「何か間違ってるんじゃないか?」と思わず首を傾げるぐらいに際立っている。
素材はごくありふれたものだし調理もあくまで家庭料理レベルだが、勘定と共に出される味噌汁のサービスに象徴される店の暖かみが、年配のサラリーマン諸氏を惹きつける魅力になっているのだろう。
(07/09/11 更新)
店の外観には以前の店と思われる「カネゼン食料品店」の看板がそのまま残り、幸福町にあるから「幸福」と名づけられたであろう工夫のない屋号が、かろうじて店の外においてある黒板の端でようやく確認できるという凄まじいお店。メニューはそれなりに揃ってはいるがほとんどが出来合いか冷凍で、マスターは日がな座って新聞を読んでいたりと、店の内容も外観を裏切らない脱力感にあふれている(笑)。
が、この店はとにかく何でも恐ろしく安い。ビール大ビンは350円、生中が250円、チューハイに至っては酒屋の立ち飲みでも見たことが無い130円という驚きの値段。これでも少し前から30円値上げしたそうだから笑えてしまう。アテのほうも、冷奴やポテトサラダの70円から始まり、魚・ゲソフライが100円、出し巻きやうどんが150円、結構たっぷりある焼きそばが200円とあいりんの難波屋もビックリの価格。正直、調理技術は自分で作ったほうがはるかにマシと呼べる代物だけど、自分の家で作るのとさほど変わらないコストで飲み食いできるのだから文句はあるまい。
昼も定食が380円均一とこれまた激安。
(08/09/03 更新)
八重勝やだるまを筆頭に新世界で猛威を奮う、山芋を使った生地にパン粉を薄くつけてカリッと揚げた串カツスタイルの元祖と言われる店。場所柄観光客らしき人は当然皆無だが、地元民だけでも空き待ちが出来るところに、この店の実力が表れている。
もちろん串カツは新世界の人気店にも全く引けを取らない内容で、しかも値段は牛串カツ80円から海老300円までとお安めなのが嬉しいところ。メニューには鳥ささみのシソ巻、ししゃものから揚げといった季節もの&創作ものも多い。ソースはあっさりとしたフルーティーなタイプで、たくさん食べても胃にもたれない軽さが特徴。白味噌が効いたどて焼きとこんにゃくも人気の品だ。最初の注文は紙に好きな串を書いて渡すシステムが独特。
(05/11/28 更新)
鶴橋駅を出て千日前通りを少し東にいったところにある、老舗居酒屋「中島屋」を引き継いだお店。
おでんを除けばアテの価格は皆300円以上で一見するとCPがあまり良く無さそうだが、この店の看板メニューである980円の刺身盛り合わせを見ればその疑念は消し飛んでしまう。何しろ、大ぶりな皿の中に巨大なマグロ中トロのぶつ切りやエンガワ付きの平目、肉厚のイカ、そして新鮮なウニなどの鶴橋市場直送の新鮮な魚が所狭しと盛られ、この鮮度と量なら普通であれば軽く2倍の値段は取られるような代物なのだ。当然、その魚のアラをふんだんに使っているだろう大きなあさりがゴロゴロ入った赤だし(300円)やおでん(100円より)も絶品。ほとんど中トロのマグロが詰まったぶっとい鉄火巻や大きな海老の寿司(380円)もマストアイテムだ。ただしワサビは粉だし魚系以外のメニューはあまりお薦めできないが。
また、この店には11時から14時までのランチタイムに生ビールと一品で500円になるサービスがあり、一品とは言え巨大なアラ炊きもあったりしてお得感は十分だ。ビール大瓶450円。
(05/06/22 更新)
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀2-4-13 藤ビル1F 【MAP】
電話:06-6211-2002
営業時間:17:30-21:00
定休日:日祝
アクセス:地下鉄難波駅4番出口から北へ歩いて約2分。道頓堀川南沿いの道を西に入ってすぐ。
一見すると割烹料理屋にも見える落ち着いたたたずまいで、中もカウンターの中に和服の女将がいたりなんかして高級そうな雰囲気に満ちているのだが、それと出している料理とのギャップが凄まじい。
メニューはもつの煮込み、コールドタン、テールスープなどあっさり目ながらも滋味深い味のホルモン関係で占められ、酒はとろりとした甘い口当たりが独特の特製ハイボールと日本酒。値段もほとんどが400円以下の激安で、この場所でこの値段で何故やっていけるのか不思議。あまり長居せずにさっと飲んでさっと立つのが粋。
(2004年以前のデータ)
難波の千日前大通りのちょうど下を走るなんばウォークという地下街の東端、まさに地下鉄日本橋駅改札の隣にある、清酒「初霞」を製造する久保本家酒造が経営する居酒屋。
いつも朝から常連の呑み助で賑わっている人気ぶりの秘訣は、大衆酒場然とした雰囲気に似合わぬアテの味の確かさ。鶏の生ギモや焼鳥は肉の味が濃く、きずしにはしっかりと脂が乗っており、おでんや煮物のダシはあくまで白くあっさりで、「初霞」のにごり酒や純米吟醸の上品な味わいに良くマッチしている。おでんは100円と300円、一品ものは280円から500円まで、そして刺身は500円以上と決して激安ではないが、食後には気持ち良く財布からお金を出せる店だ。
(08/09/17 更新)
「だるま」や「やっこ」などの実力派の店が並ぶ、新世界串カツ銀座の中でも異色を放つ一軒。ストーンズのグッズが飾られた店内にはロックが流れ、ここが新世界だと言う事を忘れそうになる。
「ネオ新世界スタイル」とも言うべき、薄めの衣で軽く揚げられた串カツは、牛やうずら卵の70円からと格安ながら、具によって衣をカレー風味のものにしていたり鳥の香り揚げといったメニューまであるなど、豊富なメニューのそれぞれにひねりが効いている。そして卓上には定番のウスターソースはもちろん、ケチャップや山椒塩のような調味料もあり、さらなるバリエーションが楽しめるのも嬉しい。そのせいか、非常に豊富なメニューも相まって、腰を落ち着けて何本も食べる人が他店に比べると多いようだ。ビール大瓶550円。
(2004年以前のデータ)
一見すると何の変哲も無い古びた飲み屋なのだが、JR玉造駅の南東すぐにある公園の脇というアクセスの良さもあってか、老若男女問わず店の前には常に空き待ちの列が出来る。
その客の目当ては何と言ってもこの店のおでん。30種類近くあるネタは大根や玉子などが90円から、高くてもすじ肉160円、ほたて170円と激安ながら、鶏ガラと昆布ベースのダシにすじ肉のコクが合わさった、あっさりしていながらも深みのある味が魅力的で、若い女性に人気が高いのもうなずける。もともとの商売なのか何故かうどん類がメニューにあって、これが客にとって格好の締めになっている。大瓶ビール500円。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市西成区太子2-3 あたり 【MAP】
営業時間:多分朝から夕方まで
今池本通商店街と堺筋が交わる場所の、すぐ北にある路地を東に入ってすぐのところにある古民家の軒先で食べるおでん屋。まさに昭和初期、じゃりン子チエの世界そのままの雰囲気を残す店の表にはおでんが入った丸鍋が置かれており、客はその中から好きなものを頼んで中の席や外側のカウンターらしき場所で食べるシステム。
おでんの値段は120円の梅焼き、110円の餅巾着以外は全て100円均一で、牛すじの脂が利いた甘くこってりとしたダシがいかにも労働者の街らしい風味を出している。とは言え、日雇い労働者の客ばかりと言う訳ではなく、持ち帰りで何品も買っていく近所のおばちゃん達にも大人気の店だ。
ただし、外にも表通りにも屋号が分かるものは何も無いので、店が閉まっていたら場所すら確認が不可能なので注意。ビールは大瓶が490円、小瓶が290円。
(08/08/27 更新)
鶴橋駅の北東に位置するディープな場所ながら、そこに現れたるはまごうかたなき英国風パブリックハウス。公式サイトのドメインがukなのもある意味凄いが(笑)、もちろん中身もしっかり英国で、ジョンスミスやBassのエールを始め、ギネス、キルケニー、ヒューガルテンなどの本場物ビール(1パイント800円〜)が生でいただける。スタウトやエールの泡もしっかりクリーミーで、マスターのビールに対するこだわりがビールのうまさに現れている。
で、何がB級グルメかと言えば、スコッチエッグやヨークシャープディングなどイギリス料理が全て500円のワンコインで食べられるところである。フィッシュアンドチップスなど山盛りのフライドポテトに白身魚のフライがゴロゴロしていて一人で食べると胸焼けする事確実のボリュームである。最近では不定期での提供ながら何とあのハギスまでメニューに載るようになった。自由に使える輸入物のソース類も豊富で楽しい。
(2004年以前のデータ)
店は見るからに安普請(失礼)だし、焼魚やハムステーキなどの一品ものもおでんの具もどう見てもその辺のスーパーで買ってきたような食材だし、ビール大ビンも490円とあまり激安とは言えない値段。それでも、この店をわざわざ取り上げるのは、ひとえにおでんのダシの個性にある。
120円のすじ肉と豆腐以外は全て80円均一のおでんは、店先にある丸鍋の中で全てが真っ黒に煮あがっていて、玉造のきくやのような「関西風」とは正反対の、いかにも醤油の辛さが突出していそうな感じの代物なのだが、これが食べてみると穏やかな甘辛さと濃厚なカツオの旨みが実に印象的で、大変にビールとよく合う逸品である。当然、具はじゃがいもや大根などダシが染み込んだものがお薦め。人情味溢れる、店のおかみさんと客の雰囲気もまた楽しいところだ。
(2004年以前のデータ)
JR天満駅から天神橋筋商店街を北に上がってすぐ、ちょうど天満酒蔵のすぐそばにあるカウンターのみの奥に細長い串カツ屋。半オープンエアー状態の店内は、人通りの多い商店街からまる見えでちょっと気恥ずかしさがある。
生ビールは最初の一杯が100円、そして瓶ビールも350円と酒は激安天満価格。牛からフグまで非常に幅広いバリエーションを誇る串カツは、店の雰囲気からすると意外に軽い仕上がり。ただ、串の値段は100円の野菜ものからカニ爪350円ぐらいと激安というわけではなく、腰を据えて飲み食いするというよりは、天満での飲み歩きの出だしとして軽くつまんで酒をひっかける使い方のほうが良さそうだ。おでんやどて焼きもあるが味は標準的。
(06/01/18 更新)
住所:大阪府大阪市都島区東野田町3-4-15 【MAP】
電話:06-6351-8030
京橋駅東側の飲み屋街の真中にある、まさに「大衆の大衆による大衆のため」の居酒屋。昭和の時間がそのまま流れている店内は、店とともに激動の時代を生き抜いてきたであろう煮染め抜かれたおっちゃんで一杯である。
メニューには当然、煮物焼き物揚げ物刺身鍋寿司と何でも揃っている。個人的なお薦めはシンプルさがいい湯豆腐(150円)や、くわ焼きにされる鳥皮(200円)、小柱などのボリュームのある天ぷらやかき揚げ(250円前後)というところ。おでんも労働者向けに甘めだがなかなかうまい。週末の混雑日なんかは黒板の日替わりメニューが早々に売切れてしまうので注意の事。ビール大ビン450円。
(06/01/18 更新)
近頃、天満や江坂といった繁華街に進出しつつある、串カツではなく串天ぷらを売りにした平八亭グループのチェーン店。
その串天ぷらは野菜類が1本50円、海老や豚肉といった肉・魚類が80円とかなりの戦略的な価格でボリュームもそれほど悪くない。とは言え、衣はいかにも天ぷら粉を使用しましたって感じの固くバリッとしたものだし、天つゆは調味料たっぷりの安物だけど、ビール大瓶が390円とこの界隈では比較的安めだし、食べるよりも軽く飲むという目的ならばそこそこ楽しめる店だ。ただし、刺身や煮物といった一品ものは安くない上にしょぼいので頼まないほうが無難。でも出し巻きとニラもやし炒めだけはまずまずいけたかな。
お勘定の際には、自分の座った席の後ろにかけられた伝票をレジに持っていくのを忘れずに(笑)。
(08/10/01 更新)
今や串カツを求めて観光客が大挙する新世界のど真ん中にあって、何か得体の知れない力で隔離されたかのようにひっそりとたたずむひなびた酒場。
アテは何と200円の八宝菜を始め、串カツやおでんは80円から、一品ものはハモの湯引きなんかもあってほとんどが200円と250円と言う超庶民的価格。隣は同名のお好み焼き屋で、19:45までは400円の豚玉を始めとするメニューをこちらでも頼む事が可能。味は取り立てて取り上げるものは無いけれど、全てがしみじみとした一昔前の新世界の空気を堪能できる店だ。
(05/08/29 更新)
住所:大阪府大阪市鶴見区鶴見4-11-40 【MAP】
電話:06-6912-0039
地下鉄今福鶴見駅からほど近い住宅地の中にある酒屋、と書けばいかにもな角打ちを想像させるが、立派なカウンターとテーブル席がある座り飲みの店が酒屋に併設されているのが珍しい。
アテも80円からあるおでんや天ぷら、刺身、フライ物と手のかからないものが中心ながら、センマイ・レバー・ハツの生ホルモンやクエ鍋といったような角打ちにしては珍しいアテなんかもあったりする。300円のとん平焼きには2個の卵が使ってあったり、200円のポテトサラダなんかも手作りでたっぷりなのが嬉しいところ。
椅子があるせいか角打ち標準よりもほんの少しアテの値段が高めだが、ビール大ビンが350円、チュウハイが250円、レモンやグレープフルーツを使った生絞りチュウハイでも350円という最安価格帯なので無問題。
(07/11/12 更新)
串カツ、ホルモン串カツ、ホルモン串焼きが1本40円、ミノや肝のフライと串焼きでも70円という今時信じがたい店。場所は動物園前駅を降りてジャンジャン横丁と国道43号線が交わるところに、鉄板と丸いすがあるだけの吹きさらしといういかにもなシチュエーション。
味はまあ評価するだけ野暮と言うものか。とは言えホルモン串が何度も漬けられたであろう串焼きのタレはうまみが出ていてなかなかうまい。ともかく四の五の言わずに正にB級中のB級と言えるこの雰囲気を楽しもう。夜の7時には店を閉めてしまうので注意。ビール大ビン420円。
追記:串系のメニューが10円ずつ値上げ。でも大万でさえ値上げしちゃう昨今なんだねえ・・・
(08/03/24 更新)
マスコミに登場して比較的間もない店ながら、クォリティの高さで早くも全国的に知られている居酒屋の名店。有名料亭の主人など同業者のお客さんも多いそうだ。以前は結構ふらりと入れたが、今では予約が必須になってしまった。
料理は加太のアジや明石の鯛、比内鶏、京野菜など厳選吟味された素材の料理がずらりと並ぶ。それでいて値段は割烹よりもはるかに安い。日本酒の方も十四代や義侠、奥播磨など精米や醸造法にこだわった、他の店ではプレミア値段が付くような蔵元の酒が安くで飲める。予算は5000円以上だが、味のレベルを考えたら非常にお得。とっておきの機会にどうぞ。
追記:移転につき住所データ修正。最寄り駅は谷町6丁目か玉造。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市中央区難波4-2-9 【MAP】
電話:06-6643-6623
営業時間:17:30-24:00
定休日:日祝
アクセス:地下鉄なんば駅12番出口を出て新歌舞伎座の北沿いにある道を西に行ってすぐ。
日本酒好きにとっては正に天国のような店。
とにかく十四代の大吟醸や王禄など、まず普通では手に入らないような銘酒を数十種類も常備しているのが凄い。しかも一杯500円からと値段も良心的だ。日替わりでお薦めの銘柄がホワイトボードに書かれるが、店の人に頼めば秘蔵の酒を出してくれる事もある。もちろん酒だけではなくアテの方も、するめの麹漬け(350円)を始め、チーズ豆腐やひらめやかきなどの自家製スモーク(600円)、そして旬の刺身(900円)など、日本酒との相性をとことんまで考え尽くされた品ばかりである。ただし、料理が出てくるのが非常に遅いので注文は早めに。席数が少ないので週末は早めに行きたい。
(2004年以前のデータ)
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋2-5-4 【MAP】
電話:06-6641-5280
営業時間:13:00-22:00
定休日:日曜
アクセス:JR、地下鉄天王寺駅を出てチンチン電車の走る阿倍野筋を南にずっと下がった西側。
今更コメントの必要も無い大阪の居酒屋の代表的名店。バブル時の地上げ攻勢にも奇跡的に生き残ったために周りが空き地の中にポツンと立っている不思議なたたずまい。
しかし一歩中に入ればいかにも昭和の居酒屋という柔らかい雰囲気漂う空間が現れる。メニューは横の黒板に細かく書かれている。定番はシューマイ、きずし、湯豆腐だが季節の刺身や秋にはマツタケの土瓶蒸しも出る。どれもこれも手作りで酒のあてとしては申し分ない。勘定は激安というわけではないが、この歴史ある落ち着いた空間の価値を考えればCPはもっと高い。新梅田シティに支店があるが、味も雰囲気も激しく落ちるのであまりお薦めはしない。
昼から営業しているので、この店らしい空気を味わいたければ夜の混んでくる時間の前に行きたい。
(2004年以前のデータ)
以前は天満市場の蒲鉾店の店舗営業していたが、このたび新しく専用の店舗を構えてオープン。すっかり上品で落ち着いた雰囲気の店内になった。
圧巻なのは芋焼酎(半合・度数により550円〜)のラインナップの多さで、百合や、限定品の松露、宝山芋麹全量といった銘柄物から原酒、ハナタレまで100種類以上の数があり、前日割されたものまで用意されているのは驚き以外の何物でもない。もちろんどの銘柄でもプレミア価格とは無縁である。ただ、平均すれば酒類は高めなのでCPとしてはこの評価。
メインのアテであるなめらかで上品な味のさつま揚げは200円からあって、以前に比べると穴子やハモなど海鮮を中に入れて揚げた品が多くなった。外側の衣を練り物にしたオリジナルの辛子レンコンや、ハモ皮ときゅうりの酢の物など、ちょっとした一品もなかなか充実している。
(07/09/14 更新)
谷町9丁目交差点からすぐ南に下がったところにある、関西では珍しく豚の串焼きいわゆる「やきとん」をメインに据えている店。店はこじゃれた農家風の内装で、この手の店にしては女性客の割合が非常に多い。
店の看板はスペインの銘柄豚であるイベリコ豚の串焼きで、値段は1本320円からと結構なお値段だが、濃厚でコクのある脂が大変印象的でさすがのお味。が、廉価版のもち豚(1本140円より)のほうはややインパクトが薄く、今ひとつ値段に見合わないような感じを持たせるのが正直なところ。とは言え、焼きには荒塩や薄味のタレを使っていたり、芋焼酎、特に宝山はさつまから芋麹全量までを揃える豊富なラインナップを見ても、味にこだわる姿勢は感じられるだけにこれからが楽しみな店である。
(05/05/17 更新)