2年前の閉店から復活、漆黒のドミグラスソースは健在!「グリル樹林亭」@大江橋

大阪市北区
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以前は大阪天満宮のすぐ北側、天満天神繁昌亭の向かいにあり、何度か通わせていただいたのですが、2年前に突然閉店。

もう大阪の老舗洋食店が後継者不足で閉店する事には慣れっこになりつつありますが、これだけの名店でもダメなのかと落胆していたところ、どこか別の場所で復活するのではという噂を聞き、実現を楽しみにしておりました。

するといつの間にか、昨年の10月に場所を大江橋に移してオープンしていたようで、ようやく先日にその事を知ったという次第。

場所は淀屋橋から中之島を挟んで大江橋を渡った川沿いの道を、すぐ東に入ったところにある「堂島深川ビル」の地下1階にあります。以前は表記が「ぐりる」とひらがなだったのですが、新店は何故かカタカナになってます。

このGWの合間にある平日は狙い目かなと思って昼休みに訪れたところ、私が入店してからすぐ満席になって、後のお客さんが断られていた人気ぶりです。

店内はゆったりとした席配置で、テーブルごとにビニールカーテンが設けられていて感染対策もバッチリ。

名物は卵が割り入れられたハンバーグですが、揚げ物も食べたかったのでオーダーは日替わりの煮込みハンバーグとエビフライ(1000円)にしました。

まずはテーブルに、カトラリーの箱と福神漬け、爪楊枝と一緒にポタージュスープがサーブされます。

スープはじゃがいもとコーンが入っているのかほんのり甘く、丁寧に作られているのが分かります。

そしてメインが登場、まずエビフライをかじってみると、サクサクで実に軽快、海老の火の通りもバッチリで甘み十分、タルタルソースはもちろん手作りで実に美味いです!

煮込みハンバーグは、つなぎ少なめで肉肉しいですがしっとり柔らかく、何と言っても漆黒のドミグラスソースが絶品です。

黒いドミグラスソースの場合、ルーを焦げる一歩手前まで炒めた苦味が前面に出る場合が多いのですが、こちらのソースは赤ワインを煮詰めた酸味と渋味のほうが主張しているのが特徴です。

もう頭がボケているので今まで気づかなかったのですが、実はこちらのドミグラスソース、福井の名店レストラントミーと味の傾向がそっくりなんですよね~。自分が食べた中では、ここのドミグラスソースがトミーに一番近いと確信できます。

ぜひこのソースでシチューが食べたいと思うのですが、残念ながらシチューメニューは存在しないんですよね・・・でも確かカレーも美味しかった記憶があるので、これからまた通いたいと思います。どうもご馳走様!

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