VISAのキャッシュバックキャンペーンが使える個人店のリストには、実に10000店以上が並んでいるのですが、店名と住所しか記載されていないので、その店が飲食店なのかそうでないかを判定するだけ一苦労だったりします。

その中で、東大阪市のリストでパッと目についたのが「鮨 今井学」という四文字。すぐに寿司屋だと分かるのと同時に、名字はともかく名前まで店名に加えておられるのが珍しくて興味を持ちました。
住所を検索してみると、大阪府道702号 大阪枚岡奈良線沿い、東大阪高井田のド下町。昨年の9月にオープンされたまだ新しいお店でありながら、予約でいっぱいになる日も珍しくない人気だそう。
お値打ちなランチメニューは平日しかやってないのですが、ちょうどGWの谷間に強制的に有給を取得する日があったので、そのチャンスを活かして訪問してきました。
店は府道から少し入った場所にある古びたアパートの1階に入っていて、外見は東大阪の下町にあるとは思えない落ち着いた佇まい。
中は白木のカウンター席が6つと、4人がけのテーブル席が2つというコンパクトな設えで、寿司を握る店主と奥さんの2人で切り盛りされています。
新しい店ですが、店主の寿司職人歴は30年以上で、そのうち24年間はアメリカでキャリアを積まれており、もちろん英語はペラペラだそうです。
レギュラーメニューは握りが2貫350円からと、それなりのお値段はしますが、ランチタイムはちらし寿司に、握りが10貫と12貫、赤出汁がセットになったオトクなメニューがあります。今回は12貫セット(1800円)と中瓶ビール(590円)をオーダー。
まずはビールと醤油、ショウガの皿が出され、割り箸も高級感がありますな。
そして四角い陶板の上に。等間隔で美しく並べられた握り寿司が登場!
ネタの種類は、マグロ赤身、平目、サーモン、鯛、海老、生ダコ、アジ、ハマチ、玉子、ゲソ、イクラ、うなぎでしょうか。今流行りの小ぶりな寿司ではなく、ネタもシャリもしっかりした大きさなのが嬉しいですなあ。
それぞれサクにされたネタは白木のケースに並べられ、生の本マグロは脂が乗って絶品ですし、白身は程よく熟成されて旨味が引き出され、とてもレベルが高い握りの数々。
ゴロッと身がたっぷり付いた赤出汁も上品な味わいで美味しい。失礼ながら、”鄙にも稀な”という言葉が頭に浮かんでしまいましたよ。
これだけ上等な握りを食べて2390円が、VISAの3割引きでたったの1673円! 何より、キャンペーンが無ければこんな良い店にも出会ってなかったわけで、VISAカードには感謝の念しかありませんな~、どうもご馳走様!
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