サッカーコラムマガジン「蹴閑ガゼッタ」別冊 大阪府メインの激安グルメ特集
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北浦酒店 【天六・天神橋筋6丁目 / 居酒屋

味:B CP:B  ランチ 女性向け 上級者向け お薦め店
住所:大阪府大阪市北区本庄東1-12-18 【MAP】
電話:06-6371-1876
営業時間:10:00-22:00 日祝10:00-18:00
定休日:不定休


天神橋筋六丁目交差点の北西に位置する、年老いたお母さんと息子さんが営む昔ながらの角打ち。店内は簡素なテーブルやカウンターがあって、座り飲みになっている。
調理担当の息子さんが作る料理は玄人はだしの本格派。まず驚くのが牛肉ステーキで、専門店レベルの厚さ1cm以上はある柔らかい赤身肉がレアで登場して来る。ビフカツも同じくレアな揚がり具合で、ウスターとデミグラスを合わせたようなソース、練り辛子が良く合い、本職の洋食店顔負けのクォリティである。天満市場で仕入れるプリッとレアなタコ刺し、カツオのたたきはネギと生姜をその場で追加してくれて味が新鮮。巨大で白子のようにクリーミーな仙鳳趾産などの酢牡蠣やカキフライがあれば、それも是非頼みたい。
それ以外の定番も、豚天やショウガ天などの天ぷら類は1つ1つが大きくて食べごたえがあり、焼きそばは具沢山で人数分の目玉焼きがバサッと載せられ、ソーセージエッグは薄焼きのオムレツにカットしたソーセージがごろごろ埋まってて楽しい一品。あっさり上品な餃子ももちろん手造り、たっぷり盛られる自家製の古漬けきゅうりは日本酒にピッタリ。しらすおろし、ポテトサラダといった定番は冷蔵ケースの中を確認。
冬場のみ提供されるのがミニ鍋で、ミニと言うには大きい鍋の中に豚肉、薄揚げ、白菜、春菊、椎茸、豆腐、こんにゃくと具がギッシリ。そして出汁が本格的な鶏ガラスープで二度驚かされる逸品だ。
料理の値段は書かれていないが、おそらくステーキやビフカツは1500円程度、牡蠣メニューは1000円前後、それ以外のアテは200〜400円といったところか。昼間は息子さんが不在の時が多く、その時は乾き物しか頼めないので注意。
(17/11/16 更新)

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