サッカーコラムマガジン「蹴閑ガゼッタ」別冊 大阪府メインの激安グルメ特集
大阪グルメタイトル
date_format

スポンサー リンク

ホーム洋食 > CAN BASHI(カンバッシー)

CAN BASHI(カンバッシー) 【天神橋 / 大阪市中央

味:A CP:C+  ランチ 女性向け 上級者向け お薦め店
住所:大阪府大阪市北区天神橋1-3-4 清州中之島プラザ1F 【MAP】
電話:06-6360-4859
営業時間:12:00-14:30 17:30-23:00
定休日:水曜


松屋町筋が大川にかかる天神橋の、北側川べりの道にあるスペイン料理店。マスターとカタルーニャ人の奥さんは、京橋の「リンコン・カタルーニャ」出身で、2015年にに独立されたらしい。
こういう店の場合、メニューが4桁以上というところが少なくないが、こちらはタパスが300円から、料理も半数以上が3桁、1000円以上は肉や魚のメイン料理、フィデウア、パエリアといった料理に限られていて、本格的でありながらなかなかリーズナブル。ワインは3000円からで、店がいくつか出して来る候補のから客が選ぶ形式で、カバやリオハといった上質なものが揃えられている。
定番の前菜盛り合わせは、あさりとブロッコリーのソテー、マグロやイワシのエスカベチェやテリーヌ、イイダコの墨煮など海に面したカタルーニャ地方の特色を活かした、日本人好みな品がズラリ。陶器の皿にたっぷり出て来るアヒージョは、生ハムとシェリー酒の芳醇な味わいでパンが止まらない。クミンの香りが効いた中東風の「白いんげんとモルシージャのソテー」、洋食店ばりのソースがたまらない牛モツのカタルーニャ風、巨大なスペアリブと海老の煮込み、フレッシュトマトを潰してパンに載せたフルーティなトースト、毎回絶対に頼んでしまう背徳の美味「生ハムと揚げ芋と卵のよせまぜNo.4」など、単なるスペイン料理とは違う、幅広く奥深いカタルーニャ料理の真髄を感じさせる品ばかりである。
そしてカタルーニャと言えばパエリアの本場であり、魚介の旨味がギュッと濃縮されたパエリア、米の代わりにパスタを使ったフィデウアは、注文から時間はかかるが食べたら今までのは一体何だったんだと眼から鱗が落ちる逸品。パエリャとフィデウアはイカスミを使ったものもあり、イカのコクが際立つ旨さである。
(16/06/24 更新)

スポンサー リンク