「やま十」@吉野下市 これがリアルな柿の葉寿司

寿司
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奈良で押し寿司といえば、柿の葉寿司がつとに有名で、どこの土産物屋や道の駅に行っても売ってますが、ぶっちゃけ今まであまり感心したことがありませんでした。

確かに柿の葉で包まれた寿司は良い香りはしますが、中身は普通の酢で締めた鯖寿司や鮭の寿司であり、内容を考えたら割高だとつい思ってしまいます。

無鉄砲がむしゃら奈良でランチを食べた後、気が向いて「吉野路 黒滝」という道の駅に行く途中、下市口という里で偶然この店を見つけてしまい、行きしなはスルーしてしまったのですが、道の駅からの帰りにやっぱり気になったので柿の葉寿司を買ってしまいました。

パッケージは10個入りからですが、1個ずつバラ売りをしてくれているので、130円の鮭2個と120円の鯖3個を購入。値段は大手メーカーに比べると若干安いですな。

寿司の大きさはやや小ぶりですが、寿司を包んでいる柿の葉はフレッシュで厚みがあり、香りが非常に良いです。

帰宅してから食べてみましたが、これが今まで食べてきた柿の葉寿司とは全く違う味でビックリ。

鯖と鮭にはしっかり塩がしてあり、ねっとりとした食感と脂がのった濃厚な旨味が感じられ、少し甘めの寿司飯とのコントラストが絶妙! これはビールが止まらないやつですな~。

強めの塩気と熟れ具合に、もともと保存食として作られていたルーツが感じられ、これが本来の柿の葉寿司なんだなと目からウロコでしたね。

どれを食べても一緒だと思って今までスルーしていた柿の葉寿司ですが、これはちょっと見直しました。真面目に個人店をいろいろ探してみようかな。どうもご馳走様!

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