普段、そんなに煮干しラーメンを好んで食べない私ですが、何故か猛烈に煮干しを欲する発作がたまに起こってしまいます。
先日は、さらにエグみや苦みのあるセメント系と呼ばれるマニアックな一杯が食べたくなってしまい、最近どこかのネット記事で見かけた奈良のラーメン店に行ってみる事にしました。
場所は近鉄奈良駅から5分ほど西へ行ったところにあり、こんな奈良の中心部にラーメン屋が本当にあるのかと訝しく思いながら歩いていると、そのお店を発見。
日曜日の開店時間直後の訪問でしたが、他にお客さんはゼロ。結局、最後まで店内は自分1人でした。でもネットの評判を見たら行列は当たり前らしく、たまたまだったんですかね?
ラーメンは全て煮干しベースで、スープの濃さによって3段階の種類があるようでしたが、最も煮干しが濃そうな「超濃厚煮干しラーメン」(1100円)をオーダー。
出てきた一杯は期待通り、トロみがある濃厚鶏白湯スープに煮干しを大量に加えたセメント系で、エグみも苦みもガッツリ来ます。さらに提供時には煮干し粉までトッピングされる念の押し様(笑)。
麺は3種類から選択可能で、今回は全粒粉を使用した太麺をオーダー。これが跳ね返るようなコシがあってスープに負けてないパワーがあります。麺量もたっぷり入ってボリューム十分。
チャーシューは5mmぐらいの厚さがある肩ロースが2枚、食べ応え満点なのですが残念ながら肉質がイマイチで肉味が乏しいです。メンマは材木タイプで味付けは標準的。あとは青ネギとナルト。
うん、濃厚煮干し欲にはしっかり応えてもらえましたが、麺とスープ以外がね・・・トータルでのクォリティを考えると再訪は微妙なところですかね~。どうもご馳走様!
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