自転車レース、パリルーベの観戦からリールに戻り、その足で向かったのは鴨料理の大衆食堂「Canard Street」。

日本で鴨肉は珍しくなくなりましたが、大体料理といえば、胸肉のソテーとか鴨鍋みたいなものばかりで、フランスの大衆料理である鴨のコンフィがお目にかかることがありません。
鴨のコンフィとは鴨肉をじっくりと鴨の脂で低温調理したものを改めて焼いた料理。日本で普及しないのは鴨の脂が手に入らないからでしょうね。

ベルギーに近いリールはビールの街なので、最初の1杯はまずブロンドビール。

香ばしく鴨脂でカリッと揚がった皮と、塩気が効いた引き締まった肉のコントラストがたまりません。
昔、学生時代の貧乏旅行でごくたまの贅沢としていただいた事がある、鴨のコンフィがまた食べられて懐かしかったです。どうもご馳走様!
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