こちらは関西で「新潟燕三条系ラーメン」を出す草分けとして知られているラーメン店。
以前から高名は聞き及んでいたものの、高槻まで足を伸ばすのはなかなか面倒でずっと疎遠だったのですが、最近の宿題解消マイブームに乗っかって初訪問と相成りました。
開店15分前に着いてみたら、既に20人ぐらいの行列が出来ていて1巡目の入店は絶望的・・・ラーメン屋にしては女性客の割合も多くて、相変わらず凄い人気です。
でも店の前にはテントと椅子が置かれていて、工場扇もブンブン回っていたので10人程度ならそんなに待つのはしんどくないですね。
店内に入ると奥に長いカウンターが伸びるモダンな内装。テーブル席は無い模様。
メニューは煮干しラーメンが1種類で、あとは味玉と大盛りオプション、ライスの有無のみと極めてシンプル。今回は味玉煮干しラーメン（1100円）をいただきました。
ラーメンの見た目は、背脂は控えめで生の玉ねぎもちょっぴり、岩のりも無くてあまり燕三条系には見えませんね。スープも少し煮干しのビター感はありますが、鰹節の酸味や鯖節の旨味が目立っていて、関西風うどん出汁のような味わい。
麺は手打ちだそうで、もちもちとした縮れた太麺で麺量もたっぷり。味玉はしっかりタレが染み込んで美味しい。
メンマは太めの木材タイプであっさり目の味付け。チャーシューはローストした厚みのあるバラ肉が1枚、そしてたっぷりの白ネギの千切り。
燕三条系と言われると「？」となってしまいますが、これはこれで関西人が好みそうな完成度の高いラーメン。ずっと高い人気があるのも頷ける一杯でした。どうもご馳走様！
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