松茸の土瓶蒸しを目当てに、毎年恒例で訪問させてもらっている南田辺のスタンドアサヒ。
ある時、飲み仲間のishさんが「たまには秋以外の時期に行ってみたい」とご所望されたので、えて吉さん、だいこんさんといつものメンバーで予約を入れた次第。本当は初夏のうちに行くつもりだったのですが皆さんの予定が合わず、結局梅雨の終わりぐらいになってしまいました。
秋だと夜7時ぐらいにはすっかり薄暗くなりますが、7月だとまだまだ明るくてちょっと不思議な感じがしますな。
いつもはとりあえず瓶ビールを頼むのですが、今回はishさんがアサヒビールの公式サイトで生ビールが旨い店と紹介されているのを見つけられたようで、今回はマルエフの生をオーダー。ほんのりと甘い風味と口当たりの良さが特徴的。黒生もあったので、マルエフの後で追加しました。
メニューはお馴染みのものが多いですが、鮎や鱧、枝豆といった季節の品もちらほら確認できます。
今回はいつもの炊合せの前に、小芋の煮付けをオーダー。相変わらずこちらの煮物は出汁が美味しい。
そして関西の夏とくれば鱧ちり。肉厚でしっとりした口当たりが上々、シンプルな料理だけに素材と技で差がつくんですよね。
これも夏ならではの鮎の塩焼き。かなり立派なサイズでじっくり焼かれ、蓼酢の香りも良いですな。
女将オススメのカツオのたたき。薬味がどっさりでカツオの身が見えません・・・
メニューにあれば必ず頼んでしまう鰻の白焼。今回のうなぎは、脂はあくまであっさり、川魚らしい香りが感じられてひときわ美味かったですな~。
今頃登場の炊合せ小鉢。鱈の子が入る秋とは異なり、イイダコが入ってます。
良く味がしゅんだとこぶし、このわたも上品な味で日本酒が進みます。
最後の締めはとんかつで、肉質良好で洋食屋顔負けのレベル。
これだけたっぷり飲み食いしてお会計は1人5000円以内。相変わらず安くて美味しい、大阪を代表する珠玉の居酒屋です。どうもご馳走様!
コメント