いつの間にか天満市場の近辺は、個人商店がどんどん淘汰されて大阪駅前ビルのように資本系居酒屋だらけになっており、呼び込みの兄さんお姉さんが闊歩する状況。
その一角に「BEER BERRY」という名で、ひっそりと箕面ビール直営のビヤホールがオープンしていたので、美味しいビールが飲みたくなって入店。
見た目はイングリッシュパブ風の新しいしつらえですが、居抜きなのか奥に長いカウンターは結構年季が入っているのが不思議な感じ。
メニューは当然箕面ビールのドラフトがずらり。これ以外に壁の黒板にも銘柄がいろいろ書かれています。
フードはフィッシュアンドチップスやシェパーズパイ、チーズといったパブらしいメニューに加え、ツムラ河内鴨を使った料理が並んでいます。
私はもちろん、ベルギービールウィークエンドと同様にフリットだけ頼み、あとはビールをグビグビ(笑)。
ちゃんとフィッシュアンドチップスには付き物の、モルトビネガーが置いてあるところがイギリス流。
ペールエールは、柑橘系のホップの香りが華やかで、喉越しが良くスッキリした後口が特徴。
W-IPAは、ホップの香りと苦み、モルトの甘味がストロングにドスンと来るパワフルな味わい。
スタウトは、じっくり焙煎した麦芽のビターチョコのような香りと苦みに加え、フルーティなホップの香りのバランスが取れていて、とても飲みやすいダークビールになっています。
ビールの値段はハーフパイントが520円、パイントが830円。まあ、イギリスのパイントより少ないアメリカパイントなのが残念ですが、本格的なクラフトビールが比較的リーズナブルにいただける店だと思います。どうもご馳走様!
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