2月は、野菜強化月間と称してなるべくヘルシーな昼飯を心がけている私ですが、たまには羽目をはずしたくなるもので、この日は無性に揚げ物をガッツリ行きたくなって、でも寒いから近所でどこか無いかなと考えていたところ、久々にこの店の存在を思い出しました。
こちらに初訪問したのはもう7年も前の話で、同じビルにある中華の名店「一碗水」はまだ健在であるものの、ほとんどのテナントが入れ替わる中、ずっと値段を大きく変えず薄利多売な営業を続けておられるのは立派ですよね。
マスターの見た目もさすがに老けましたが、一緒に働く女性店員も同じままで、相変わらず手際の悪さにマスターが怒りながら指示を出しているのも8年間変わってません（笑）。
最初は普通にカツ丼ても頼もうかと思っていたのですが、表の看板に日替わりのサービスメニューとしてミンチカツカレーが550円、しかも生卵が無料サービスというのにうっかり惹かれてしまいました。
そして出て来たブツは、直径30cmはある大皿にこんもりと盛られたライス、厚みが3cmはありそうなミンチカツが頂点に置かれているという凄いボリューム！
カレーは甘辛フルーティーで、単なる業務用じゃなくて一手間かかっています。ミンチカツは衣が厚めですが肉肉しく食べごたえ満点。
いや、30歳台だったころの私なら軽く平らげたでしょうが、もういいオッサンになってこのボリュームはキツ過ぎます・・・味が悪かったわけじゃないですが、途中でもう無理だとギブアップ・・・ご飯だけを少し残してしまいました。
でも550円という値段でこのボリューム、味もそこそこというのは外食だけがインフレしている昨今、とてもありがたい事ですよね。
ガッツリ系なオヤジのランチスポットとして、ずっと変わらず営業してもらいたいお店です。どうもご馳走様！
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