東山三条を少し下がったところにある「マルシン飯店」。
このデカい看板のおかげでその存在はずっと前から知っていて、確か数十年前にランチかなんかを頼んだような記憶はあったのですが、ごくごくありふれた町中華で、混んでるところなんて見たことがありませんでした。
ところが今年になって「マツコの知らない世界」で取り上げられたとたんに、いきなり行列店の仲間入り。そのメニューである天津飯は食べたことが無く、何となく興味を惹かれたので野暮用のついでに行ってみる事にしました。
店には開店10分前ぐらいに着いたのですが、既に10人程度のお客さんが並んでいて、入店が始まったら私の番でちょうど満席になったのでラッキー。後ろにもさらに10人ぐらい並ぶという相変わらずの人気ぶり。
皆さんは天津飯と、これまた名物らしい餃子を頼んでおりましたが、1人なので絶対に食べきれないと思い、今回は天津飯(750円)だけのオーダー。
さて登場しました天津飯。大ぶりのどんぶりの中に、ご飯と卵焼き、中華餡がなみなみと入って聞きしに勝るボリュームです。
御飯の量は普通なのですが、そこにかかっているフワフワの卵焼きが軽く3個分は使っていそうな巨大さで、ご飯より卵のほうが多いぐらいです。さらに餡の中にも溶き卵が入っている徹底ぶり。
餡は軽い醤油味であくまであっさり上品。使っている油の量も凄そうですがペロリと食べてしまえる軽さがあります。
めちゃくちゃ美味いというわけではありませんが、天津飯がお好きならわざわざ訪れる価値がある名品なのは確かですな。どうもご馳走様!
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