以前は京都の山科に店があり、カニを使ったラーメンが評判で、数年連続でミシュランのビブグルマンを獲得していたのに2020年に突然閉店。そこから実に6年ぶりとなる今年の2月11日に、今度は大阪の都島で復活オープンされた「麺屋 裕」。
山科時代も何度か行ってみようと思ったのですが、そのために車を出すのも大変だし、当時は二郎系のような濃ゆいラーメンのほうが好きだったので結局行けずじまい。でも都島なら十分平日ランチの行動範囲、ようやく初訪問のチャンスが巡ってきたというわけです。
11時の開店時間少し前で、待ち客は8人ぐらい。開店してからすぐに席が埋まり、さらに外待ちが出ている人気ぶり。こりゃ時間が経つとさらに行列が長くなりそうですなあ。
ラーメンは蟹塩と貝塩の2種類があり、まずはデフォルトである蟹塩そば(1000円)をいただいてみました。
まずスープを一口飲んでみると、鶏の旨味に加えてガツンとオオズワイガニの風味が襲ってきます。若干の焦げ臭さがあって、どんぶりの底にはザラザラとした沈殿物があることから、おそらくカニを焼いた後にミキサーで砕いてから出汁を取っているのではないでしょうか。
麺はモチモチとした低加水の中太ストレートで、麺量もしっかり。プリッとした蟹の具が入ったワンタンが1個入り、皮が大きくて食べごたえがあります。チャーシューは豚肩ロースのレアチャーシューと、炭火の香りがする巻きバラチャーシューの薄切りが1枚ずつ、肉質も良好です。
そして面白いのが姫竹で、これを出すほとんどの店が単に茹でて歯ざわりだけの具になっていたのに対し、こちらは甘辛く煮たものを炭火で炙っているという手の込みよう。あとは白ネギと柚子皮。
まあ、個人的にめちゃくちゃ刺さる結果にはなりませんでしたが、大変な手間とコストがかかっているのは確かで、これで1000円はむしろバーゲン価格と言えるでしょう。一度は食べてみる価値のある一杯なのは間違いありませんな。どうもご馳走様!




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