ハンバーグと巨大ビフカツのコンビ「神戸ビーフ館 グリルなかがわ」@春日野道

神戸市
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緊急事態宣言下の中でやって来ました、今年のゴールデンウィーク。

本来であれば大人しく家で過ごすべきなんでしょうが、元来が家でじっとしていられない性格なので、密を避けて主にチャリンコで出かけるようにし、昨年と同様に個食で個人飲食店を応援する事にしております。

今回は、まず神戸までサイクリング。神戸の良いところは、歴史的な経緯もあって良質な洋食店と中華料理店が目白押しなところで、どちらも個人店は衰退する一方の大阪民としては羨ましい限りです。

しかも洋食ジャンルは、シチューやグラタンじゃ無い限りはご飯に合いますし、ご飯に合う=酒抜きでも大丈夫という公式が成り立つので、こういうシチュエーションではまさにうってつけと言えるでしょう。

今回のお目当ては、春日野道商店街にある「グリルなかがわ」。巨大なビフカツが有名ですが、ちょっと食べきる自信が無かったので、他に1品が選べるハンバーグセット(1100円)にビフカツを選択する事にしました。

まずはじゃがいもの風味が漂うポタージュスープがカップでやって来ます。大阪では絶滅しつつある、スープをメインの前に出すしきたりがちゃんと残っているのも嬉しいところ。

そしてメインの料理が登場。ビフカツはフルじゃなくてセットサイズなのに、ゆうに大人の手のひらサイズはあって仰天します・・・(@_@;)

断面をアップにすると、カツの厚さもしっかり2cmぐらいはあります。肉の厚みはそこそこですが、衣がけっこう分厚いですね。

肉は赤身でミディアム程度に火が通っているのに柔らかく、歯でサクッと噛み切れます。ドミグラスソースはあっさり風味でワインとトマトが効いています。

ただ、ソースの粘度が低めですぐにカツの衣がソースを吸ってしまい、ベチャッとなってしまうのが玉に瑕。衣が厚いので、余計に後半は重くなってしまいました・・・

ハンバーグのほうも負けじと巨大で、つなぎが多めでふんわりした家庭的なタイプ。サラダもたっぷり、目玉焼きやスパゲティもあるので完全に満腹状態になりましたよ。

料理のクォリティとしてはそれなりですが、この凄まじいボリュームを考えたらコストパフォーマンスは高いです。こういう店が大阪にも欲しいですなあ、どうもご馳走様!

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