「マルヤ 都店」＠西灘のビフカツ

先日の4連休、土曜日は天気が良さそうだったので、久々に神戸までサイクリングに出かけました。

神戸だと、本場の中華料理や長田を中心としたお好み焼きも魅力的なのですが、自転車だと酒が飲めないので、だいたい洋食系かラーメンにターゲットが絞られてしまいます。

特に大阪市内ではほぼ絶滅しつつある大衆洋食店が、まだまだ神戸では健在とあって嬉しい限りなのですが、さすがにコロナの影響は免れなかったようで、前から行きたいと思っていた洋食赤ちゃんの湊川店が閉店してしまったのは返す返すも残念です。

そんなわけで、今回ターゲットに選んだのは、阪神西灘駅の近くにある「マルヤ都店」さん。駅チカとは言え、完全な住宅地のど真ん中で、店も一軒家の1階を店舗にされているしつらえです。

今どき、食品サンプルを置いている店も少なくなりましたよね～。

メニューは、トンカツの単品が520円、ラーメンが450円、エビフライ・ハンバーグ・ハム・目玉焼きのAランチが900円と激安。賃料がかからない、家族経営ならではの値段というところでしょうか。

今回、私がオーダーしたのはビフカツ（600円）と小ライス（150円）。ライスは小と言いながらも通常の1人前はあるサイズでビックリ。これで大ライスだとどんな量になるんですかね？

ビフカツは、肉の厚みが5mmはあって大きさも大人の手のひら大と十分なボリューム。ミディアムに火を通された赤身肉は十分柔らかく、都市部の店なら4桁取ってもおかしくないぐらいです。付け合せもケチャップスパにマカロニサラダ、キャベツ、レタスと盛りだくさん。

ドミグラスソースは甘味が効いた独特なタイプですが、ケチャッピーではないのでクドさはあまり感じません。ウスターソースと混ぜて酸味と塩気を加えると良い感じ。

個人的にはもうちょっとソースがビター寄りなら嬉しかったですが、このボリュームとクォリティでトータル750円は安すぎますね。いつまでも健在であっていただきたい町の洋食屋ですな！

関連ランキング：洋食 | 西灘駅、摩耶駅、大石駅