「レストラン・トミー」@福井 夏のトミーツアーはウニだらけのパスタに悶絶

名店探訪
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青春18きっぷで行く、恒例の福井トミーツアー。本来なら8月末に行く予定でしたが、台風10号の迷走によって1週間延期の開催になりました。

事前に私が参加者4人分の切符を買っていたので、この週末が駄目なら全部パーになってしまうところでヒヤヒヤしましたが、何とか当日は電車の遅れも無しで良かったです。

春から北陸新幹線が敦賀まで開通したおかげで、敦賀から福井までがハピラインふくいという第3セクターの会社に運営が移管されてしまい、18切符が使えなくなってしまう痛恨の事態に。本来なら片道1140円かかるところを、「ハピラインファンクラブ」の入会特典で得られる1日乗車券を使うことで、何とか往復1000円に収める事が出来ました。でもこの手段もいつまで取れることやら・・・

今回参加したのは、トミーの超常連であるishさんえて吉さん、LAKSAさん、あきこさんと自分の総勢5名。

まだまだクソ暑い残暑真っ最中なので、福井駅から100円で乗れる「すまいるバス」の停留所の位置が変わり、徒歩の距離が短くなったのは有り難いですな。

まずはお疲れ様という事で、いつもの樽出しスパークリングワインで乾杯。

前菜盛り合わせは、ishさんのブログからメニュー名を拝借。ローストポーク/スモークサーモン/海老とバイ貝のカレー風味マリネ/チキンテリーヌ/まぐろのヅケわさび風味だったようです。どれも上質、上品な味わいですが、マグロがいつもハイクオリティで感心します。

合わせる白ワインは、お店に選んでもらったヴェルディッキオ。さっぱりと爽やかな味わい。

お店に予約してあった魚料理は、鮭の卵揚げブールブランソース。カリッとした衣とホクホクの鮭、ほんのり酸味のあるバターベースのブールブランソースが良く合います。

この日の日替わりランチがポークチャップで、そっちはあらかじめ予約していたのですが、女将さんによるともう1つのミンチカツもオススメという事だったのでオーダー。

粗挽きのミンチから湧き出る肉汁が衣で閉じ込められ、そこにトミー自慢のフォンとワインを煮詰めた漆黒のドミグラスソースがかかって得も言われぬ味わい。

もちろんこれには赤ワインで、ヴィコント・ベルナール・ドゥ・ロマネのキュヴェ・ドゥ・ラ・メゾン ルージュ2020。リーズナブルな値段ですが、果実味がしっかり残ったボディで良いセレクトでした。

そしてポークチャップ。トミーの豚肉は、宮崎産の黒豚でいつも安定したハイクォリティ。美味しくないわけがありません。

ここでお店からのサプライズ、何と和食の豚の角煮が登場。皮付きの豚バラ肉が溶けるように柔らかく煮込まれ、さすがプロの技。これも赤ワインと絶好の相性です!

これもishさんが予約してあった、かぼちゃのヴィシソワーズ。冷たくて甘いかぼちゃの風味が胃と舌を休めてくれます。

ここまで食べて、まだ予約のパスタが残っていたので、いつも頼んでいるビーフシチューは断念。でも全然物足りなくない気分でしたね。

ラストは、前回オーダーして感涙ものだったウニのパスタを再リクエストしたのですが、これがまた驚愕する品だったのですよ!

前回のパスタは、ウニを生クリームで和えた料理だったのですが、今回はクリームが無くてウニのみ。しかも生ウニだけじゃなくて高級珍味の汐ウニまで使うという、呆れるしか無い贅沢過ぎる超逸品。

パスタを食べてみると、口の中はひたすらウニ、ウニ、ウニのウニ祭り。もう幸せな気分で満たされるのみだったのですが、自分の心の片隅にわずか残っていた理性としては、”料理”という意味では前回のほうが完成度は高かったかなと思いましたね・・・(^_^;)

この後はデザートも出てきましたが、私はウニの余韻を消したくなくてパス。写真も撮ってません(笑)。

いや~、今回はとにかくサプライズがたくさん、これだからトミー通いはやめられないんですなあ、どうもご馳走様!

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