全国チェーンになった串カツ田中や、大阪中に店を展開している串カツだるまなど、いわゆる二度漬け禁止システムの大衆串カツはすっかりメジャーな存在になってしまいました。
その中でも、創業から40年以上、ずっと西成の地元に根づいた人気店であり続けているのが「ひげ勝」さん。
予約は受け付けておらず、店外にあるウェイティングボードに名前を書き込み、店員さんに呼ばれるのを待ちます。呼ばれた時に居ないと、即キャンセルになってしまうシビアなシステム。
中は奥に長いカウンターがあるのみで、テーブル席はありません。それでも常時お客さんでぎっしり埋まっています。
まずは瓶ビール（650円）、そして二度漬け禁止のソースパン、キャベツ、食べたあとの串を入れる容器がセットされます。
まずは名物であるどて焼き。プリプリしたメンブレンを使い、甘い白味噌であっさり白く煮上げるのが特徴。
牛肉を使った串カツは1本90円と激安。しかも肉が大ぶりで食べ応え十分。
ゲソもこのサイズでたったの150円。メニューには無かったですが、牡蠣も頼めば出てきました。2粒刺さって大変ジューシー。
サクッと揚がった大きなキスも150円。
丸々としたナスを4等分しただけの巨大な串カツ、これもたったの90円。ナスがアツアツで思わず舌をヤケド（笑）。
鶏もも肉を頼んだら、てっきりチューリップが出てくるかと思いきや、骨付きの巨大な肉塊が出てきて仰天。必死で食べきったら、もう何も食べられなくなってしまいました・・・
油など原材料が高騰しているのに、相変わらず安くて美味くてボリューム満点、まさに大阪No.1の大衆串カツ店だと改めて確信しますな、どうもご馳走様！
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