3月のグルコバは、毎年恒例の牡蠣ビリヤニとエビのカレーがメインのシーフード祭り。
予約開始から2時間という、20年近く開催してきたグルコバの中でも最速記録となる速さで満席になるぐらい、楽しみにされていた方が多くてありがたい限りです。参加希望だったのに申し込めなかった方には大変申し訳ありませんでした。
さて、今回もビリヤニに使用した牡蠣は、前日に岡山の坂越にある牡蠣直売所まで直接出向き、新鮮な採りたてのむき牡蠣3kgを購入、全てビリヤニにぶち込みました。
ビリヤニの製法は、鶏やマトンで作る時に採用している具材と米を同時に炊き上げるカッチ式ではなく、牡蠣を蒸し焼きにして煮汁でバスマティライスを炊き上げ、最後に牡蠣とビリヤニを合わせる変則ヒンドゥー式で作っています。
なるべく現地に近いレシピと作り方で開催しているグルコバですが、さすがにインド人の魚介に対する雑な扱いは日本人には耐えられませんからね。おかげで、牡蠣の身が縮まず本来の味わいが楽しめたのではないかと思います。
ではメニューの解説です。
A.パパド
豆の粉を伸ばして乾燥したものを揚げたおせんべい(市販品)
B.エビのジョル
エビの殻で出汁を取った、ベンガル式スープカレー
C.カチュンバル
トマト、きゅうり、玉ねぎ、ひよこ豆をレモン汁で和えたサラダ
D.チャナダル・フライ
チャナ豆を使った汁なしタイプのカレー
E.玉ねぎのライタ
紫玉ねぎのヨーグルトサラダ
F.牡蠣のビリヤニ
岡山の坂越で採れた新鮮な生牡蠣を使って炊き上げたビリヤニ
G.バスマティライス
ビリヤニには必須の香り高い長粒米
H.ニンジンのピックル
マスタードオイルとビネガーで漬けた辛酸っぱい漬物
I.カリフラワーの葉っぱのサブジ
怪人Uさんが余りもので即興的に作ったスパイス炒め
J.ほうれん草のバジャ
パンチホロンというベンガルのミックススパイスを使った炒め物
K.ゴビ・マサラ
カリフラワーをトマトのマサラで炒め煮したもの
L.グリーン・チャットニー
ミントと香菜、ヨーグルトを使った北インド風ディップ
M.オニオン・チャットニー
玉ねぎとタマリンドを使った甘酸っぱいディップ
N.野菜のパコラ
さつまいも、ナス、かぼちゃをスパイス入りの衣で揚げた天ぷら
品数は全部で14品、牡蠣のビリヤニが超メインなので控えめにしました。
次回グルコバは5月25日(日)開催予定、テーマはタミルナドゥ州のベジタリアン・ミールスを予定していますので、ご参加お待ちしております。
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