吉兵衛 なんば道具屋筋店で、カツ丼がアプリクーポンで480円!

大阪市
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個人の有名店が、チェーン化するのは最近よく見かけるパターンなのですが、だいたいは資本系に名義やレシピを売って直接の経営から手を引く場合と、銀行やコンサルなどの協力を得て自ら経営規模を広げるタイプに別れているようです。

前者が金久右衛門やサバ6製麺所、いずみカリーもそれっぽいですかね。後者だと串カツだるま、天天有なんかがそうでしょうか。

そしてこちらの「吉兵衛」も、先代の時はずっと三宮センタープラザで行列を作っていた個人店だったのですが、二代目からはチェーン展開を図り、今では大阪と神戸に9店舗を構えるローカルチェーンになってしまいました。

ただ、やはりチェーン化する事で効率化が重視され、味という点では落ちてしまうのは避けられない宿命で、やはり吉兵衛さんも例に漏れず、個人店時代からすると肉が肩ロースから普通のロースに変更され、カツも明らかに肉質が落ちて揚げ置きを使ったものになって、すっかり足が遠のいてしまいました。

最近は、元祖の味と称して肩ロースを使ったメニューも復活しているようですが、並盛り780円じゃあ食べる気は起こらないですよね・・・

ところがある日、なんば道具屋筋にある吉兵衛の前を通りがかると、専用アプリをインストールするとカツ丼の並盛り680円が200円引きになるクーポンがもらえると書かれた看板を見つけ、ついそれに釣られてしまいました(笑)。

しかしクーポンアプリもおそらく簡単に作れるフレームワークがあるとは思いますが、アプリを開発するのもタダじゃないだろうに、9店舗の規模で思い切った施策に出てますよね。

さて久々に食べた吉兵衛のカツ丼。カツのボリュームは十分ですが、やはり肉質は向上した気配は見えず、揚げ置きでカツ全体が堅くて中が冷めており、ラードと肉が織りなす香りが足りないです。やっぱり、昔ながらの吉兵衛の流儀をそのまま守り続けている「まるは@堺東」と比べると雲泥の差がありますな。

ワンコインという事を考えるとまずまずなコストパフォーマンスですが、イオンモールとかで通し揚げのカツ丼が600円で食べられますし、通常の680円はやはり厳しいですよね。どうもご馳走様。

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