とうとう緊急事態宣言が出され、原則的に外出を控えろとの指示が出るようになりましたが、家でじっとしているのは死ぬほど苦手なので、天気が良ければ自転車でポタリングをするのが最近の習慣です。
もちろん、1人で誰とも接近せずしゃべらず走りますし、事故を起こして病院に負担がかからないよう、安全なコースとスピードで走る事を心がけています。
そしてなるべく昼時ど真ん中の混雑時を避け、個人飲食店でお昼をいただく。生活のために営業を続ける店も多いでしょうから、微力ながら食べて応援しようと思っています。
さて今回は、阪急茨木市駅のすぐそば、住宅街のど真ん中に突然現れる「なないち」。「究極のラーメン2020関西版」で醤油部門グランプリの店です。
店内に入るとメニューは雑な手書き、店内は荷物が雑然と積み上げられていて、こりゃコンサルが見たら卒倒するなと思いました(笑)。
オーダーは、そのグランプリをとったメニューである「鶏しょうゆ」(800円)。
まずスープを飲んでみると、丸鶏の豊かなボディに、多めの鶏油がコクとパンチを与え、ほのかな酸味、甘みのバランスが良くて確かにこれは旨いです!
自家製の麺は平打ち気味のストレート麺で、コシとのどごしが両立していて、麺量もたっぷりあって満足度が高いです。
チャーシューは低温調理の肩ロース。おそらくピックル液にハーブを効かせているんでしょうが、ちょっとハムっぽくて苦手なタイプ。極太メンマは甘めの味付けが施されています。あとは生玉ねぎ、水菜。
うん、良い意味でラーメンマニアが理想を追い求めて作った一杯という気がしますね。久々にニューウェーブ醤油系で文句なく美味しいと思いました。
どっかみたいに資本へライセンスを売って繁華街のフードホールに支店を出したりせず、ひたすら美味しいラーメンを作り続けていただきたいものです。どうもご馳走様!
コメント