ここまで、最初の訪問からアップまで時間がかかった店は始めてではないでしょうか(笑)。
何しろ、こちらに初訪問したのは2012年。本サイトにデータをアップするには、評価を平均化するために最低限でも2度は訪れる決まりにしていたのですが、そこから突然マスコミにブレイクし、あまりの人気のために整理券制になってしまって、再訪が困難な状態になってしまいました。
でも最近になって、ようやく人気も少し落ち着いた状況になって、平日であればさほど大行列にはならなくなったので、やっとこさ再訪を果たし、7年ぶりの本サイト掲載を果たしました。
こちらが、7年前にいただいた「赤だく」。
そして今年いただいた「魚だく」。白髪ネギの細さが違うぐらいで、味も内容もほとんど変わってません。特に味の変化が激しいトレンド系ラーメン店にあって、これは非常にレアなケースです。
箸が立つという表現が決してオーバーじゃない、肉や軟骨までミキサーにかけたドロドロを通り越したスープは、その後も資本系の店を中心にフォロワーが続出しましたけど、この店の完成度は抜きん出ています。
強烈なスープの個性に負けないビシッとエッジが立った腰のある麺、重いスープにキレを与える醤油ダレ、濃い目に味付けられた極太メンマ、逆にチャーシューはむっちりとした薄味の肩ロースで、一味唐辛子、黒胡椒、白髪ネギのアクセントと、絶妙なバランスで成り立った一杯です。
ただ、韓国産赤とうがらしが一面にふりかけられた「赤だく」にしても、魚粉がたっぷり添えられた「魚だく」にしても、いったんしスープを混ぜてしまうとほとんど差異が感じられなくなってしまうのが難点ですけどね(笑)。
でもこの内容、クォリティで一杯700円という値段は、コストパフォーマンスという点でも優れた店である事は間違いありませんな!
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
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