天満橋の南西、少し高台になっている飲食店地帯の中にある瀟洒な串揚げのお店。担々麺が売りのSASALAがちょうど隣にある。夜は1本200円前後のちょいと高級な串揚げを提供する店になるが、ランチタイムには串揚げが8本+大根おろし+サラダ+ご飯+味噌汁で800円、そこに季節の串が2本ついた定食が1000円でいただけるお得なメニューが用意されている。
串の種類は、海老・牛・アスパラ・砂ずり・イカ・チーズオクラ・さつまいもバター・うずら卵といった感じで、季節や日によって内容が変わるようだ。夜のメニューほど凝ったような品は少ないし、串もそれぞれが小ぶりでお上品ではあるが、1品1品の素材が吟味されて丁寧に揚げられており、ご飯も粒が立って甘味があり大変においしい。なお、串の味付けはソース・ポン酢・塩を使うことが出来る。
800円のほうだとガッツリおかずで腹いっぱいとはならないだろうが、ご飯と味噌汁はお代わり自由なので、串を合いの手においしいご飯をたらふく食べてカバーするのがB級的な対処法か。
(10/03/09 更新)
船場センタービル2号館の地下飲食店街であるジョイ船場50の中に、2009年の11月にオープンした鶏料理の店。
店の一番の売りは、一鶴@香川発祥のご当地グルメと知られる「骨付鳥」(580円)。ただし、コショウとガーリックオイルでスパイシーに焼かれる一鶴タイプではなくて、小ぶりのモモ肉の皮目に軽く小麦粉をまぶしてシンプルに焼いたもので、醤油ダレとガーリックソースが添えられて出てくる。肉はひな鳥なので、味的には普通のモモ肉を焼いたものという感じでアピールと言う点ではもう一つかな。
ただ、それ以外にもメニューは豊富で、脂が結構載ってる割りにたっぷりな肝の作りが360円に、2人分のボリュームがある胸肉のサラダが330円、100円の鶏から揚げは大きな塊が2個もあって鶏肉メニューはかなりのお得感。また、牛スジもどて焼きじゃなくて赤ワインで煮込まれていたり、北海道の玉ねぎや高知の米茄子といった地元野菜を、柚子胡椒やバジルチーズ、黒ゴマといった目新しいな味付けで仕上げた品があったり、ワインの種類も豊富で女性向けの戦略も万全だ。
ビールは小さ目の生中が350円、中瓶が480円と高めだが、焼酎の銘柄が日替わりで250円になったり、1000円で1時間飲み放題といったサービスがあるのでそっちも上手く使うのが吉。また、日によっては宴会の貸切予約が入ったりするので、グループで訪れる場合は事前に電話確認をしておいたほうが良いかも。
(10/03/09 更新)
近年異常にカレー率が高くなっている北浜〜堺筋本町界隈に、またも2009年末にカレーを出す店がオープンした。鍋料理の「鉄板鍋づくし」の脇にある階段を登ると店があり、中は少し南国的なカフェという雰囲気になっていて、ランチタイムにカレーが提供されている。
カレーのベースは500円のビーフキーマカレー1種類のみで、キーマと銘打ってはあるが、ルーはグレイビー、つまりカレーソースがしっかり残っているタイプで、細かく肉がほぐされているところがかろうじてキーマらしさを感じる点か。味は、炒め玉ねぎとドミグラスのコクを感じる味で、甘味や酸味、辛味はそれほど目立たず、良い意味で喫茶店カレーをレベルアップさせた感じの万人受けするカレーだ。
カレーのトッピングには、50〜200円までの玉子やチーズ、ほうれん草、ベーコン、ソーセージ、和風タンドリーチキンといった種類があり、あっさりと辛酸っぱいタンドリーチキンは6個もゴロゴロ載ってたり、ベーコンは皿を横切る形でドーンと、ソーセージは荒挽きのものが3本ずらりと並ぶなど、トッピングの内容は値段に比べるとかなり豪華なのが嬉しい。ただ、漬物は福神漬けのみで、100円アップの大盛り以外は辛さなどのオプションなんかも欲しいところ。
(10/03/02 更新)
京阪森小路駅から西へ伸びる道と、国道1号線が交差する地点にある、おばちゃん1人だけで細々と営業しているテイクアウトのみの鶏手羽先から揚げ専門店。
メニューは1本100円の手羽先のから揚げが5本単位でS、M、L、Pと5本ずつ500円増えていくだけで割引が一切無いシンプルさ。「どこにも無い味」と銘打っているが、ガツーンとニンニクが効いた醤油味は確かに独特の個性があっておいしい。ただし、ニンニク臭は下手をするとそこらの餃子よりも強力なので、食べた後は人と会うのに注意したほうがいいだろう(笑)。
(10/03/02 更新)
大阪駅前ビルの中では、最もビールの値段が安くて(大瓶380円)、最も雰囲気がオヤジ向けな立ち飲みがこちら。会計は、アルミの皿にあらかじめお金を入れておく大阪駅前ビルではお馴染みのキャッシュオンデリバリーシステム。
もちろん安いのは酒だけではなく、日替わりで内容が変わる刺身類が300〜400円という価格帯で楽しめ、時には小鉢にこんもり載ったマグロ中トロが250円なんかで出ていたりするのが凄い。そしてこの店で外せないのは生ギモで、さすがに本職の焼肉店に比べると甘味やコクは劣るが、これだけ臭みが無いレバーが100gは入っていて400円なのだから文句を言えばバチが当たる。甘エビやワカサギの天ぷらなんかも5〜6匹入って280円というのもまた凄い。
ただ、もう一つの店の売りである串カツは、全品100円と安いけど質もボリュームも値段なりかな・・・とにかくここでは売り切れ御免の日替わり海鮮メニューを楽しむに限る。また、ランチタイムには1コインの定食があってそちらも激安。
(10/02/23 更新)
中大江公園の南西角、以前は「米かつ」というトンカツ屋があった場所に居抜きでオープンした、焼酎とごはんというコンセプトのこじゃれたお店。ランチタイムは今のところ750〜850円の7品で、とんかつ(ノーマル・おろしポン酢・味噌)にチキン南蛮、竜田揚げ、煮込みハンバーグ、そして日替わり定食になっている。定食についてはご飯はお代わり自由で、卓上にはきゅうりの漬物が完備。
定食の内容はメイン以外はほぼ同じで、ホースラディッシュが効いたさわやかなドレッシングがかけられた数種類が混ぜられた生野菜に、ほうれん草の煮物やポテサラといった一品、味噌汁が添えられ、そこにおかずが乗っかる感じ。メインについては、ハンバーグはひき肉が細かくねっとりした感じで個人的にはいまいちだったけれど、日替わりで出てきたエビフライは赤縞が鮮やかな肉厚でおいしかったし、どことなく和風なあっさりドミグラスがかかったトンカツは1cmの厚みで大人の手のひらサイズ、チキン南蛮は5cm角の巨大なから揚げにタルタルがどっさり乗っかる豪快さで、腹ペコさんなら軽くご飯3皿は消費できるボリュームだ。
ランチの品は限られているが、13時半以降になると、580円の肉鍋定食や出し巻きオムレツ定食を始め、和洋中と非常に幅広いレパートリーの定食が提供されるようになるので、昼休みの時間に制約が無い人は遅めの時間に訪れたほうがいいかも。
(10/02/23 更新)
河内小阪の閑静な住宅街にひっそりと佇む新進のラーメン店。
ラーメンはこってりタイプの熟成らー麺とあっさりタイプの淡成らー麺の2タイプがあり、「熟成」はまったりと乳化した鶏白湯スープに和風ダシを合わせたもので、スープの底に沈む鰹粉が示すように魚介の酸味やエグ味もガツンと効かせてあるのが特徴的。魚介使いはちょうど移転前の群青を思わせるような荒っぽさで好みが分かれるところだが、焙煎大麦を混ぜたモチモチとした食感の自家製の麺や、事前にあぶって香ばしさを出した巻きチャーシューなど、ノーマルで550円という値段には似合わぬラーメンに対する丁寧な姿勢は好感が持てる。バランスの面では紀州地鶏の鶏がらと昆布ダシを合わせた「淡成」のほうが、地鶏のコクと和風ダシがまったりしたスープとして良くまとまっていてお薦めかな。
そしてつけ麺にも熟成と淡成の2タイプが用意され、全粒粉を練りこんだ平打ち二層麺という凝った麺が使われていて、ラーメンよりもつけダレに酸味を少し利かせながらも、刻んだ脂身や油かすのコクが加えられ、まったりとした味わいに上手くまとめられていて大変おいしい。ただ、220gの並盛りで750円とラーメンに比べるとやや割高感あり。
ランチタイムには250円プラスで餃子4個とご飯がついたお得なセットなどもあり、餃子は結構大ぶりでおいしいのだけれど、タレの強さにラーメンの繊細な味わいが負けてしまうので、交互には食べないほうが良いように思う。
(10/02/22 更新)
2009年9月にオープンした、四日市名物のB級グルメ「とんてき」を売りにしたお店。2010年1月から、とんとん屋から大阪トンテキと店名を変更したそうだ。
そのトンテキ定食(800円)はグローブ状に片方だけをつなげて切れ込みを入れた状態にした豚ロース肉を、ラードとニンニク、ウスターソースベースのタレで焼いたもので、付け合せはキャベツとケチャップスパ、そして味噌汁とご飯がついている。注文時にニンニクの有無を聞かれるが、それほどニンニク臭は感じないのであまり気にする必要は無さそう。肉はやや固めで肉質に特筆すべきものは無く、ソースもマスプロ製品がベースでスパイシーさは感じないが、200gある分厚いロース肉は食べ応えがあり、ガシガシと肉を咀嚼する楽しみを十分に味わえる。さらに足りない場合は300gの大トンテキやただ、ご飯は標準だと普通の御飯茶碗で出されるので、男性なら迷わず大盛り(無料)にしておくべきだろう。
他にはフンワリと柔らかいトンバーグ(200gで750円から)、しょうが焼き風の甘辛ダレにからめた薄切り豚肉と玉子焼きがセットになった、あのニューハマヤを思わせる「とんたま」定食(750円)などがあるが、コストパフォーマンス的にお薦めなのが「とんたま丼」。600円と定食より150円も安い上に、大盛りにすれば定食よりも腹いっぱいになれるぞ。
(10/02/16 更新)
北浜エリア・平野町にある、夜は串揚げを提供しているお店のランチ。
定食類は、海老・イカ・豚・うずらの卵・ピーマン肉詰めなど串カツが7本ついた890円の串カツ定食や780円の一口カツ定食、豚汁定食などがあり、フリッターっぽい衣が特徴のカツは、あまりお上品なタイプではないが材料にはなかなか質の良いものが使われており、どれも揚げたてアツアツで出されるのがポイント高。副菜には酒かすが入った具沢山の豚汁やシャキシャキのキャベツが添えられていて、トータルでの満足度はかなりのもの。日替わりの串乃助弁当(730円)は、ミンチカツなどボリュームのあるメインに加えてポテトサラダや野菜の和え物、玉子焼き、塩昆布、漬物、具沢山の豚汁とこちらも大賑わいの内容である。
また、どちらもカツのボリュームは少なめだけど、肉と野菜がゴロゴロ入った懐かしいオカンカレーといった趣のカツカレー(680円)や、ふわふわ玉子のカツ丼(680円)といった単品メニューも、キラリと光る内容でお薦めだ。
(10/02/16 更新)
近江八幡に「御両」という創作料理の店を開いているMKKという会社が、京橋の立ち飲み銀座の最も駅に近い場所にオープンさせた立ち飲み店。店名が示すように、ほとんどのメニューには豚肉が使われ、大阪では一般的に牛を使うのが当たり前な肉豆腐やモツ煮、おでんのきんちゃく、馬肉料理の「さいぼし」にも豚肉が使われているのがユニークで目新しい。
ほとんどの豚料理が300円、それ以外の簡単な一品は100円から350円とリーズナブルでありながら、串カツやおろしトンカツ、豚キムチといった豚料理には、コクにはやや欠けるが臭みの無い豚肉がたっぷり使われていて食べ応えがあり、コストパフォーマンスはなかなか良好。肉豆腐もあっさりとした味付けで豚肉の質が生かされた仕上がりだ。
ドリンクはサントリーとタイアップしているようで、角ハイボールの宣伝がやたらと目立つが、他の飲み物も含めて飲み物は全て300円と京橋標準価格をキープできているのも好感点だ。
(10/02/09 更新)
昆布・鰹節などの乾物を扱う問屋、「山長商店」が堺筋本町にオープンさせた、小さな讃岐風うどんの店。席はカウンターのみだが、黒を貴重とした内装や凝った小物にセンスが感じられ、女性客の姿が非常に多い。一応19時まで営業しているが、1日100玉しか作らないので売り切れると閉店になってしまうそうだ。
メニューはぶっかけや生醤油が550円で、山菜、とろろ、きつねうどんといった軽い種物が580円で、巨大な鶏の天ぷらが3個と舞茸天が載った鶏天うどんが680円、海老天が2本に舞茸天の天ぷらうどんが780円、そして内容は日替わりでうどんと小さめのご飯物がセットになった650円の定食というラインナップ。ほとんどのうどんは温かいうどんと冷たいぶっかけタイプを選ぶ事ができ、大盛りは100円アップ。
ダシはさすがに乾物問屋が経営しているだけあって素晴らしく、酸味がガツンと出るまで濃く煮出していながら雑味は一切感じられず、塩気や甘味の付加も控えめで、ダシ素材の質の高さが伺える出来。日替わりで食べたそぼろご飯のそぼろにも、ダシのふくよかな旨みが良く効いているのが分かった。そして麺のほうは、もう少し最後のコシと伸びが欲しいかな、とは思うがエッジもねじれも綺麗に揃っていて非常にレベルが高い麺。大きな鶏天や海老天にも上質の材料がおごられていて、お揚げは丼を覆うサイズ、七味は名店「やまつ辻田」製と抜かりが無く、ボリュームが普通な割りに値段は高めだがそれでも納得できる質がある。
(10/02/09 更新)
大阪駅前第3ビルで「愉快酒場」という店を経営していたオーナーが、2009年6月に第2ビルで始めた立ち飲み店。
メニューは、黒毛和牛のカルパッチョや鶏せせりのプルダック、鉄板エビチリフォンデュなど、ちょいとこじゃれた創作系の料理が多く、値段も290〜490円台が中心と、大阪駅前ビルの立ち飲みにしてはやや高級路線(?)ではあるが、生ビールと日替わりの3品がついたお得なワンコインセットや、料理が5品付いて何と1980円の飲み放題があるなど、キャッチーな要素を上手く揃えていて良く研究されている印象。
味のほうは、さすがにこれだけのメニューを1名で調理していると無理があるのか、牛ほほ肉の煮込みが業務用だったりマウンテンサラダが油っぽかったり、調理のあちこちで電子レンジが「チーン」とフル回転していたりで、ちと興ざめなところが無いでもないが、ボリュームは値段なりに十分あり、生ビールもジョッキは小さめだが290円で懐に優しいし、カクテルやワインも揃っているので女性客には結構受ける内容ではないだろうか。
(10/02/02 更新)
千林商店街の西端のほうにある、長崎チャンポンと皿うどんが売り物のひなびた中華料理店。
チャンポンは、本場風の太麺に細切りの野菜やチクワ、意外にたっぷりの豚肉が入っていて580円という値段からすると十分な内容とボリューム。味はあっさり塩味で調味料控えめなのでスイスイと食べられる。そして店の名物の「太麺皿うどん」(600円)は、通常のあんかけ揚げそばタイプの皿うどんとは違い、具とチャンポン風のそばが一緒に炒められており、チャンポンとは違ったこってりした味付けでビールがぐいぐい進む旨さである。
もちろん普通の中華メニューも充実しており、あっさりした肉団子甘酢や、クリスピーな鶏天の定食だとたったの480円、卵の皮で巻かれた手の込んだ春巻きや酢豚などの定食が600円、卵3個は使ってそうな大きな玉子焼きと八宝菜、焼豚が弁当箱にギッシリのAランチが700円という価格破壊振り。サイドメニュー系も充実の一言で、6個入り餃子が150円にむっちりとした手作りシューマイが4個で200円、ミニサイズの天津飯や中華丼、炒飯が330円とこちらも激安。さらに日替わりで、単品メニューがいくつか100円引きになるサービスがあったりするのだから凄い。酒もビール大瓶が460円と、安居酒屋並の値段で完璧の一言である。
(10/02/02 更新)
住所:大阪府寝屋川市北大利町4-7 【MAP】
電話:072-828-2008
営業時間:11:30-14:30 18:00-23:30 日祝11:30-15:00 17:00-21:00
定休日:木曜
京阪寝屋川市駅からほど近い場所にある、太麺豪快系のラーメン店。
メインの「味噌ら〜めん」(700円)は、極太と中太の麺が選べ、極太はうどんぐらいの太さがあるエッジの立った麺が特徴的で珍しい。麺の量は250g以上はある上に、さらにたっぷりの炒め野菜と大きな一枚チャーシューが載せられて食べ応えは十二分。スープはかなり濃い目の味噌でパンチ的には十分。さらに、ご自由にと出される豆板醤や、店員に頼むと出てくる大ぶりに刻まれたニンニクを加える事も可能。そして二番人気のつけ麺(750円)は、300gはあるラーメンと同じ極太麺に、醤油と唐辛子、胡椒が効いた少し苦味を感じるピリ辛つけダレがマッチしていてなかなか旨いが、具が味噌ら〜めんに比べると寂しいのがちとマイナス点。
他にも夏場限定の塩ラーメンや、汁なし(油そば)、激辛カレーつけ麺などのメニューもあり、塩ラーメンは中太麺限定とは言え、普通の店だと十分太麺で通用するぐらいの太さがあり、キャベツは無いもののもやしが油で炒められて、優しさの中にもパンチを感じる味わいでなかなかイケる。油そばは汁抜き味噌ラーメンという内容で、意外と醤油味が大人しい目でさっぱりした後口だ。つけ麺の大盛りは麺量が600gあるので大食いの人にもお薦め。
(10/02/02 更新)
夜は串かつなど簡単なアテを出す居酒屋になる、ほぼカウンターのみの小さなうどん店。
かけうどんが290円、きつねや卵とじといった種物が370〜390円(大きなかき揚げのみ400円)という安めの価格ながら、香りと塩気、甘味のバランスが上品に整った秀逸なダシが大きな器にたっぷり入っているのが素晴らしい。ダシの質こそが命のあんかけうどんをメニューに置いているあたりにも店の自信が伺える。注文ごとに丼を温め、ダシを沸かして仕上げる姿勢も好感度大。お薦めメニューは、油っぽくないふっくらした野菜のかき揚げが載ったかき揚げうどん。カレーうどん(400円)も、クミンがピシッと香るスパイシーさで値段分の価値は十二分だ。
さすがに麺こそ立ち食いレベルの柔麺だが、この値段でこのクォリティは大変立派。ダシだけなら味にAをつけてもいいぐらいだ。うどんの他にはこれまた絶品のおでんや小鉢(各100円)、上品・シンプルに作られたおにぎりや稲荷寿司(1個70円)があり、紅生姜やたくあんが自由に取れるのもプラスポイントだ。うどんの代わりに黄そば(蒸し中華麺)・黒そばが選べたり、具やうどん玉の追加が可能。夏場は冷やしうどんもラインアップに加わる。
追記:最初に比べるとずいぶん値段が上がってしまい、格安感は感じられなくなったが(データ修正済み)、うどんはもちもちしたものにバージョンアップされてかき揚げも巨大になっているので単なる値上げではないのが好感点。
(10/01/28 更新)
農人橋交差点の北西角、以前「らーめん伝伝」という店が入っていた場所に、2009年の12月に居抜きでオープンした店。カロリーベースで日本産食材の使用量が90%を超える、5つ星の緑提灯が店の前に下げられている。品書きによると化学調味料も不使用だそうだ。
醤油ラーメン(700円)のスープは大量の鶏ガラをガンガン炊いたと思われる鶏白湯スープに、練りゴマと醤油の効いたタレと液体脂を合わせたコッテリしたもので、麺は中太の縮れ麺でシコシコしており、ある意味札幌の味噌ラーメンを食べているようなインパクトを感じさせる。でも無化調なので後味はもちろんスッキリ、最後まで気持ちよくスープを飲み干せる。塩ラーメンは貝ダシを合わせた、鶏の水炊きを思わせる優しいスープで醤油とは好対照の品。ラーメンの具は白ネギと薄手のチャーシュー2枚、そして味玉半個とシンプルだが、チャーシューは脂が載っていて肉の味が濃く、味玉も丁寧に作られていて抜群においしい。チャーシューの代わりに生姜が効いた鶏団子にする事も可。そしてつけ麺(850円)は、鶏白湯ベースに若干魚介と酸味が入っているオーソドックスなタイプのつけダレで、麺量はノーマルで240gとそこそこボリュームはあるが、具はラーメンとほぼ同じなのでコストパフォーマンス的にはちょっと不満かな。
あとユニークなのは「鍋ラーメン」(900円)というメニューがあることで、アルミの一人鍋でまずはラーメンをいただき、残ったスープに玄米と卵、ネギを入れて雑炊として楽しめるというもの。最近は残りのスープにご飯を入れるシステムのラーメンをちょくちょく見かけるが、カセットコンロを使うまで徹底されているところが珍しい。ランチタイムは契約栽培の玄米ご飯(200円)や、玄米のチャーシュー丼(350円)がそれぞれ100円引きになるサービスあり。
(10/01/26 更新)
蒲生四丁目の交差点から今里筋を100mほど北に上がったところにある焼肉店。店内は綺麗で座敷もあり、家族連れでも楽しめる感じになっている。
佐賀牛・長崎牛を使っていると言われる赤身肉は、700円〜900円の並クラスでも、しっかりした1人前の量ながら細かいサシが入っていて非常にジューシー。プリンとした口当たりでとろけるような上ハラミでも1100円と言う安さなのにはビックリ。もみダレはさっぱりとした甘めの味で、つけダレの爽やかな酸味との相性はなかなかのモノ。ホルモンについては、赤身と比べればクォリティはやや落ちる印象だが、塩タンはちゃんと生のものを使っているし、味噌ダレのテッチャン・並タン・ハツ・アカセン・ツラミなどが200g入って1100円のホルモン盛り合わせはかなりお徳。キムチはあっさり目だけど作りの丁寧さが感じられ、クッパはテールのコクがバッチリ出ていて非常においしく、サイドメニューもなかなか上質だ。
ただ、正直言って店員によっては接客があまり気が利いてなくて終始ギクシャクしているので、お客人などの接待にはちょっと向かない感じなので注意(笑)。
(10/01/26 更新)
大阪駅前第1ビル地下2Fの立ち飲み激戦区の中でも、常に安定した客入りを見せているお店。スタッフはお母さんの年代がメインなのに、お揃いのTシャツをバンダナという資本系チェーンのバイトのような格好なのがややミスマッチ(笑)。勘定は、あらかじめ客が小皿にお金を入れておき、注文の度にスタッフが抜いていく大阪駅前ビル式キャッシュオンデリバリーシステム。
メインは牛バラ、牛ハラミ、牛ツラミ、カモねぎ、若どりとある串焼きで、1本ずつ合計5本がセットになった松ぼっくりセット(500円)が一番人気。次点が、ソースかマヨポン酢かを選べるとん平焼き(350円)というところか。日替わりで多くの種類が揃う一品ものも意外と掘り出し物が多く、生レバーなどはうまく血抜きがされていて臭みが無く、300円という値段を考えれば非常にお得。200円の小鉢類もたくさん種類が揃っていてチョイ飲み派にも対応はバッチリだ。
ビール大瓶が400円、プレミアム・モルツの中ジョッキが300円、焼酎やチューハイが250円と酒の値段はかなりリーズナブルで、アテのボリュームはちと少なめだが、さくっと一杯やるには良いお店である。
(10/01/19 更新)
天六交差点の北東、総合加納病院の東隣にある、店がクーラーの室外機や物置で覆われていて何とも分かりにくい古びた中華料理店。大阪には洋食と中華が合体したような店をちょくちょく見るが、ここは中華なのにウナギの蒲焼や白身魚のフライ、豚のしょうが焼き、鯖の塩焼きといった定食メニューが並び、「〜弁当}と名がつくメニューには付け合せに目玉焼きとミニハンバーグ、マカロニサラダ、冷奴がもれなく付いて来ると言う、もはや何料理屋なのかさっぱり分からない有様である。
しかし料理の内容は意外と真っ当で、1人前が200円と格安の餃子は薄皮でトロトロの餡が絶品、しかもラー油は店のオリジナルと来て、から揚げもクリスピーで卓上にはモンゴル岩塩が用意される凝りっぷり。それでいて、厚めのチャーシューが載った標準サイズのラーメンに丼ご飯、から揚げが4つ、そして漬物という内容のラーメン定食は550円という安さだし、ピリ辛もやしラーメンや焼きそばといった麺類はどれも具沢山の大盛りで、タレたっぷりが嬉しいしょうが焼き弁当(650円)も器に肉がてんこ盛り、麺類の半ちゃんセットは全然半分じゃない炒飯がドンとついてくるボリュームぶりだ。
また、日替わりで指定の定食が50〜150円も割引になるサービスがあり、さらに夏場は今時珍しい、ずっしりとした本当の中ジョッキに入った生ビールが380円になるサービスがあったりで、昼酒や居酒屋使いとしてもお薦めな店である。
(10/01/19 更新)
鳥取の米子を本拠とする、いわゆる二郎インスパイア系を売りにするラーメンチェーンの大阪店。奈良には「ジャンク屋・哲」、神戸には「ラーメン・つけ麺神起」という系列店をオープンさせている。
ラーメンの見た目は、「大量の極太麺と野菜、醤油濃いジャンクな豚骨スープ、分厚いチャーシュー、刻みニンニクと背脂のオプション」を特徴の二郎系だが、鰹節がかけられているところが少しユニーク。ほのかな甘味を感じるスープには脂分がほとんど存在せず、単に「豚」と呼ばれる味が染みた分厚いチャーシューもサイズが小さめで、二郎系の中でもかなりライトな部類に属するタイプである。いかにも二郎な濃さが欲しい人は、ニンニクとアブラを「増し(増量の意)」にしてカラメのオプションを付けるといいだろう。もちろん野菜・ニンニク・鰹節・アブラ(背脂)のトッピングは全て無料での増量が可能で、野菜だと「ちょい増し」からスープ面から高さ20cm以上に達する「バカ増し」まであるのが嬉しい限り。麺は650円の並で200g、750円の大盛りで300gと二郎系にしてはそれほど多くないが、ゴワッとした低加水の太麺がお湯やスープを吸うので、同じ重さの他店よりもボリュームは多いと考えていたほうがいいだろう。
そして「つけ麺」のほうは、粉っぽさを感じるほど大量に入った魚粉と甘酸っぱさが特徴のオーソドックスなつけダレで、あまり二郎という感じはしないが、水で締められてブリッと感が増した極太麺の食感が楽しく、これはこれでなかなかイケる。野菜も無料オプションで付けられて、ラーメンと同じく200gで650円という値段はコストパフォーマンスが高い。なお、ラーメンには味噌味、つけ麺には辛味という味のバリエーションがあるが、味噌はノーマルよりもさらに甘めになるので甘さが苦手な人は注意。
(10/01/18 更新)