いつもの野暮用で、平日に訪れた京都。
この日はとても蒸し暑く、あまり昼にラーメンを食べようという気が起こらなかったので、以前から懸案だったメニューを消化しに行くことにしました。
それが、岡崎にある「グリル小宝」さん。ちょっと前までは、インバウンドも含めた観光客に大人気で、昼時は行列が出来るのが当たり前になっていたのですが、GoToキャンペーン前で観光客が激減していた時だったので、そんなに並ばないだろうと思って行ったら予想通り。
と思ったら、ソーシャルディスタンスで見た目は空きがあるのですが、実際にはテーブルは全部埋まっていて、10分ほど待たされましたけどね。
メニューはほとんどが4桁のお値段で高級洋食の部類に入るのですが、唯一オムライスの小サイズだけが680円と庶民価格だったのでそれをオーダー。
小サイズといっても、女性が食べたら十分一人前の食事になりそうなサイズがあります。
薄焼き卵でくるまれた中身は、京都らしく鶏肉ではなく牛肉が入っており、他には玉ねぎ、グリーンピースが入ったケチャップライス。しっとりとコクのある味わいで高級感があります。
そして上にかかっているのが「ドビーソース」。いわゆるドミグラスソースですな。見た目は濃い焦げ茶色で、いかにもビターな味がしそうなのですが、チョコレートが入っているようなこってりした甘みが感じられる独特の味わい。
個人的にはもうちょっと軽やかなソースのほうが好みですが、これだけ手のかかった洋食がこの値段で食べられるというのは、特に京都では非常に貴重だと思います。どうもご馳走様!
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