かつては京橋のJRガード横にあり、私も何度かお世話になったラーメン店「花京」が、再開発のために大正へ移転してからもう3年になるんですね。
わざわざ大正まで食べに行くほどの中毒性は無いので、随分ご無沙汰しておりましたが、いつの間にか天六や鴫野に支店ができているようです。
この日も、お目当てにしていた店が臨時休業で閉まっており、金彩のようなあっさり系という気分でも無かったので、どうしようとうろついていたら視界にこの店が入って来て、懐かしくなって吸い込まれてしまったという次第。
場所は天神橋筋六丁目交差点から少し東へ行った道沿いにあり、間口が広くて奥が狭いカウンターになっているのは、京橋時代と正反対ですな。
ランチタイムはご飯とのセットが800円で提供されていたので、いつもの「こってり背脂中華そば」でオーダーしました。
和歌山ラーメンを思わせる、ほんのりとトロみがある醤油ダレが効いた豚骨乳化スープは変わってませんが、全体的に雑だった京橋時代と比べ、何がどう違うとかは分かりませんが、一段と洗練された感じがありますな。
麺は細麺と中華麺が選べるので、中華麺を選択。中細で柔らかめですが、意外にエッジとコシがあってスープとのバランスも良好です。
具は、しっかり目に味付けされたメンマと、厚めに切られたとろけるバラチャーシュー。チャーシューをおかずに、紅生姜を合いの手にご飯を食べるとたまりません!
普段のランチで食べに来るにはちょっと遠い場所ですが、この完成度であればこれからも訪問させてもらうことになると思います。どうもご馳走様!
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