阪急三番街にある「つけ麺TETSU」に、まぜそばというメニューがあるのですが、これがキタエリアでは珍しい二郎系っぽい一杯で、食べたい発作が出た時には重宝しておりました。
最近、たまたま検索でお店の情報が引っかかり、3月の限定メニューで「豚煮干し」という名前からしていかにも二郎系なラーメンが提供される事を知り、月末ギリギリに訪れました。
二郎系専門店のように麺の量は変更できませんが、野菜の増量とニンニクの有無が選べるので、野菜はノーマル、ニンニク入りでオーダーしました。値段は税込み900円と、まぜそばよりも100円アップ。(T_T)
大きめの器には茶褐色のスープがたっぷり注がれ、液体油と背脂がたっぷり注がれアツアツ。一口飲んでみると、煮干しがガツンと効いており、脂の甘味とコクが味に厚みを与えていて期待を上回る旨さ。まぜそばもそうですが、この辺の味のまとめ方は上手いですな。
麺はつけ麺用のを流用したんでしょうか、ムチムチとグミ感の強い太麺で麺量は200gぐらいと、通常の二郎系よりは若干少ないですが、自分的には十分。
チャーシューは5mm厚ぐらいの豚バラ煮豚が2枚で、特に何か味のアクセントになるわけでもなく、二郎系としては寂しい感じ。
野菜はもやしがメインでキャベツちょっぴり、クタッと柔らかめなので見た目はそれほどでも無いですが、食べてみるとかなりの量。これで野菜を倍にしたら凄い事になりそうです。
豚のボリューム以外は十分二郎系欲を満たす一杯。お客さんには好評のようで、3月いっぱいだった提供期間が4月半ばまで伸びたようです。
値段は高めですが、梅田でどうしても二郎系が食べたくなった時は飛び込んでみてはいかがでしょうか。どうもご馳走様!
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