カキオコの真価には素直に脱帽!「お好み焼き もりした」@日生

お好み焼き・焼きそば
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先日のグルコバでは、岡山の坂越までビリヤニ用の牡蠣を買い出しに行ったのですが、そのついでに日生に立ち寄り、カキオコを食べに行く事にしました。

飲み食い仲間の、えて吉さんishさんは毎年のように車でカキオコを食べに出かけておられますが、私はカタギなので(笑)なかなか平日に休みを取るわけにもいかず、運転手が飲めないのに堂々と酒を飲むのも気が引けますし、今まで参加はしていませんでした。

でも、正直言ってカキオコが気になっていたのも確かで、今回は別のツアー用に購入していた青春18きっぷの余りがあったので、ようやく念願を果たしに出かけたというわけです。

大阪から新快速に乗って播州赤穂で乗り換え、思ったよりもスムーズに日生へ到着。目当ての「もりした」までテクテク歩いたのですが、私の前をお姉さんがずっと同じ道のりで歩いていたので、まさかと思ったら目的地が同じでした(笑)。その後も同じ列車で来たと思しきグループが何組も並んだので、やっぱ同じ事を考える人は多いんでしょうね。

到着したのは開店時間の40分前でしたが、既に5人のお客さんが並んでいて、こりゃ開店までにどれだけ並ぶのかなと思っていたら、10分ほど経ったらオープンしてしまいました。

普通の豚玉などもありますが、当然ながらお客さんの100%がカキオコを注文。牡蠣の大盛りも出来るようでしたが、まずはノーマルでお願いしました。

牡蠣の鉄板焼きを頼む人も多いですが、カキオコに集中したいのでパス。そしてもちろん、電車なので瓶ビール!

目の前の鉄板で焼いてくれるので、作り方に注目してみていたのですが、まず牡蠣に胡椒を振ってしっかり目に火を通すところが興味深いです。

生地は別に敷いて、キャベツ、天かす、かつお粉、ネギと載せていき、その上に焼いた牡蠣、そして薄くスライスした豚バラを載せ、生地をたっぷり目にかけてひっくり返します。

返した後は、周りに生地が広がるのですが、それをまとめてお好み焼きの両サイドにくっつけ、回転焼きのような壁にするのが独特です。

焼き上がると、マスターのオススメ通りハーフ&ハーフにして、片方は醤油を塗って、もう1方はソースを塗っていただきました。

まず食べてみて驚いたのは、あの牡蠣独特の臭みが一切無い事! 本当に旨味だけが抽出され、もし格付けチェックで出されたら絶対に牡蠣だと気づかない自信があります(笑)。

そして、壁を作って蒸し焼きにした効果なのか、キャベツや豚肉がふんわりと柔らかく、口の中に何も当たるものが無い、まるで牡蠣のケーキを食べているようです。

一緒に出される一味と山椒をかけるとまた一味変わり、特に醤油と山椒、牡蠣の相性は抜群で、思わずビールをもう1本頼みそうになりましたよ。

いや~、ここに来るまでは「牡蠣のお好み焼きなんて大阪で食べているのとそんなに変わらんだろう」なんて舐めた考えを持っていましたが、素直に脱帽です。これは紛れもなく、牡蠣を知り尽くした人だけが作れる完成された料理であり、わざわざ遠出をして現地で食べる価値がありました。

私がオーダーした分の焼き方はマスターの息子さんで、マスターご自身も後から店に出て来られましたが、マスターの方がキャベツの量が多く、牡蠣も焦げるぐらいに焼いていて、全体的に調理がアバウトなのが面白いです(笑)。

是非、次回はマスターが焼いたのも食べて比べてみたいですな。どうもご馳走様!

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