梅田の阪急百貨店で開催中の、「春の北海道物産展」。
今年の阪神百貨店駅弁大会で買いそびれた「いわしのほっかぶり弁当」を買うのが目的だったのですが、「雨は、やさしく no,2」というおそらく関西では初見の店がイートインに来ているという事で、せっかくなのでランチでいただく事に。
現地に到着したのは開店20分前ぐらいで、だいたい30人目ぐらいの行列でこれなら1巡目のエレベーターに入れるかもと思ったのですが、案内の店員がミスって数人しか乗ってないのに扉が閉まってしまい、別のエレベーターに移るように言われる間にガバッと後続に抜かれ、おかげで2巡目の乗機になってしまいました・・・(#^ω^)
会場に着いたら既に満席、待ち客は行列に並ぶのはなくボードに記名する方式になっていたため、名前を書いたら40人ぐらいのウェイティング。
阪急百貨店イベント公式アカウントをフォローするとインスタントラーメンがもらえたり、会場を30分ほどウロウロして、ようやく入店出来たのは11時前ぐらいでした。
メニューは鶏白湯ラーメンの塩と味噌、味噌スペシャル、帆立鶏白湯の4種類。創作ラーメンが苦手な私は、一瞬スタンダードな味噌にしようかと迷ったのですが、ここまで待ってどこにでもありそうなメニューにするのもどうかと思い、初志貫徹で「帆立鶏白湯らーめん」(1210円)に決定。
着席してからは意外と早く、10分ぐらいでラーメンが登場。
ラーメンの上には、巻いた鶏もも肉と鶏胸肉のチャーシュー、ごぼうの天ぷら、ごぼうの煮付け、帆立ペースト、白ネギ、大葉がうず高く積み上げられ、いかにも今どきのラーメンですな。
ペーストを溶かす前にスープを飲むと、鶏白湯と鶏油のまったりと濃厚な味わいが口に広がり、プリッとした多加水の中太麺が北海道らしさを表しています。
今度は帆立のペーストを食べてみると、帆立の旨味を塩で濃縮させた繊細な味で、これだけでお酒が飲めそうな感じです。
ごぼうは、煮付けのほうはブラックペッパーの刺激と甘辛さがアクセントになって良かったですが、天ぷらはあまり味が無くて無意味に太く、自分的にはイマイチ。鳥チャーシューの肉質は良いですがやっぱ自分的には豚のほうが好きですね~。
で、いよいよペーストをスープに溶かして味わってみると、確かに貝の旨味は加わったのですが、鶏白湯の強さに負けてしまい、帆立の存在感が希薄になってしまいました・・・もうちょっと相乗効果を期待していたのですが、美味しいけどちょっとこれじゃない感がありましたね。
味噌の方も食べてみたいのですが、明日は別の用事があって、この混みようでは平日の昼休みなんかとても無理だし、会期中の再訪は厳しそうです。どうもご馳走様!
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