昔から変わらぬ、ミナミのスタンダードである「天政」のうどん。
今までも、そしてこれからも、すっかり観光客向けの街に変貌してしまったミナミの中で、あくまでも大阪人のための店として続いていくものだと思いこんでいましたが、まさかこの店にもインバウンドの大波が来ているとは想像もしていませんでした。
一蘭のラーメンや、美津ののお好み焼きほどではありませんが、数人の待ち客があって行列整理用のポールまで立っているのだから驚きです・・・(@_@;)
もちろん、お馴染みのオッサン連中がメインの客層ではあるものの、明らかに中国語や韓国語を喋っているスーツケースのお客さんが混じっています。
南海通りの松屋にもよく外国人がいますし、中国語や英語のメニューも用意されているので、これも時代の流れなんでしょうかね~。
店のスタッフも、立ち食い系うどん屋によくあるおっちゃんおばちゃんではなく、若い人がおそろいの黒いTシャツを着ているため、どこのラーメン屋かなと勘違いしそうになります(笑)。
天政うどんは布施の商店街にもあって、そちらが親御さん、難波の店は息子さんが取り仕切っているので、そういう年齢層になっているみたいですな。
でもうどんのクォリティは相変わらず高値安定。個人的に薄甘い系の出汁はちょっと苦手なので、こちらのキリッとした辛口でアツアツの出汁が大好きなんですよね。天ぷらのエビも大きく、やはりミナミの中では実力が一つ抜けていますな。
ここは肉うどんの肉の量も多くて旨いので、またそれも食べに来ないといけませんね。どうもご馳走様!
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