意識は高いが噛み合わない味「拉麺 七星」@大宮高辻

ラーメン
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正月気分も明けつつあるこれからは、年末年始の飲み食いで拾い損ねた話題をボチボチと追加して行こうと思います。

まずは、昨年の12月26日までリワインド。つーか、カセットテープ世代にはお馴染みの、リワインド(REW)やファストフォワード(FF)って、今のデジタル世代には完全に死語となってますよね。

さてこの日は、野暮用関連で蹴上の先まで行かないといけない用事があって、本当は車で行く予定だったのですが、当日になって嫁さんが先に車で外出していた事が発覚!

嫁さんへの電話も通じず、1週間前から車を使うよと予告していたよね、と恨み言を唱えてもどうしようもなく、電車とバスにしようかと思ったのですが、他にも2箇所回らないといけない場所があり、効率とお金を考えたら実家まで行って自転車を使うほうが良いと判断。

余計な寄り道をしている余裕は無かったので、昼飯は実家の近くで未訪問だったラーメン店に決定。

比較的近くに超有名店の「セアブラノ神」があるとは言え、こんなどローカルな大宮高辻に似つかわしくないオシャレな内装です。

ラーメンは、基本的に豚骨醤油1種類で、あとはチャーシューの量と豚めしの有無だけのバリエーションだったので、デフォルトの豚骨醤油ラーメン(750円)にしました。

ワンオペの店主さんが作っている最中に、ウイ~ンというバーミックスの音がしたので嫌な予感がしたのですが、出て来たラーメンはやっぱり苦手の泡々系・・・

個人的に、最初から乳化しているコッテリ豚骨や鶏白湯は別として、スープにはキレやワイルドさが欲しいので、人為的に泡立ててマイルドにされると何か違うと思ってしまうんですよね。

例えて言うなら、ブラックコーヒーが飲みたいと思っているのに、ミルクでふんわり泡立てされたカプチーノが出て来るイメージでしょうか(笑)。

しかもチャーシューは意識高い系にありがちな燻製レアチャーシュー・・・いや手間暇かかっているのは分かるのですが、燻製にするとスープがよほど強くないと負けてしまうんですよね。

さらにメンマは極太で甘く、味玉は濃い目の味付け、そして食べても食べても減らない大量の刻み豆苗。

なまじスープがマイルドだけに、それぞれの要素が変に立ち過ぎ、まるで一杯の料理として噛み合ってない。

まあじっくり下調べする時間が無かった自分が悪いのですが、ちょっと個人的には口に合わないランチになってしまいましたとさ。どうもご馳走様。

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