毎度マニアックなラーメン店を呼んでくる京阪百貨店の催事。今回の「初夏のうまいもの大会」には、土曜日までさいたま市の「狼煙」が登場。
開店10分前に到着したら既に50人ぐらいの行列が出来ていて、まさか全員ラーメン狙いじゃないよねと思っていたら、だいたいベーグルとかき氷目当てのお客さんで、「狼煙」には5人ほどが並んでいるだけでした。
メニューは、つけ麺、辛つけ麺、カレーつけ麺、まぜそばの4種類。全て1000円で同額だったので辛つけ麺をオーダー。
たっぷり200gはありそうな麺は、全粒粉を使用した自家製麺で、しなやかで腰があり非常に美味しいです。
つけ汁はドロドロの濃厚豚骨魚介で、旨味と甘味のインパクトが強烈。生玉ねぎと白ネギがたっぷり入った上に、魚粉、韓国唐辛子が加わってさらにゲル感が増します。
麺を浸すと持ち上げる量が凄くて、スープ割り用につけダレがほとんど残らない有様。でもちょっとつけ汁の温度が低くて後半はドロドロがしんどくなって来ましたね・・・
メンマは極太タイプが3本、チャーシューは二郎系でよく使われている腕肉の塊がドカンと沈み、脂がトロトロに柔らかくて食べごたえ満点。
味の傾向としては良くある甘辛豚骨魚介だけど、つけダレも具もこれでもかというぐらいパワフルな一杯。催事にしては価格も良心的なのが嬉しいですな。どうもご馳走様！
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