緊急事態宣言が明けた最初の日曜日、念願の昼酒をどこで楽しもうかと店をいろいろ考えていたら、突然寿司屋で飲みたい気分になりました。
いつもなら寿司屋飲みとなると、天満の元禄寿司が定番なのですが、せっかくの宣言明けなので、もうちょっと贅沢をしてもいいかなと思って選んだのが、布施の「ブランドーリふせ」商店街にある「すし富」さん。
創業は実に50年以上、まさに布施を代表する寿司屋さんで、白木の引き戸に大きなのれんという立派な店構えに圧倒されます。
アラカルトの寿司は1皿3貫495円から、大トロとなると1皿2200円にもなって手が出ないお値段ですが、盛り合わせだと1210円とリーズナブル。
今回は、にぎり盛り合わせ(1430円)とビール(550円)、締めて1980円のランチをいただく事に。
席に案内されると、普通の醤油、わさびが溶かれたワサビ醤油、千切りショウガがそれぞれ入った皿が置かれるのが面白いです。
そしてにぎり盛り合わせが大皿に盛られて登場~。
サーモンは肉厚で脂が乗っており、イカは分厚くむっちりとした官能的な食感。
タコはコリコリといかっていて旨味十分、エビは鼻に抜ける海の香りがたまりません。
ハマチはでかい&分厚い&脂ノリノリ、マグロは本マグロだけどまあ普通かな。
そしてあなごはフワフワのトロトロ、あっという間に口の中で溶けて行きます。
今どきはシャリコマが流行りですが、こちらはネタもシャリも大きめな昔ながらのスタイル。ビールもいただいたら、9貫とは思えないほどしっかり腹が膨れました。
布施の地元民がとっておきの機会に使う名店ですが、これで2000円行かないならむしろリーズナブル。今度はボーナス後とかに、思い切ってアラカルトを楽しんでみたいものです。どうもご馳走様!
追記:残念ながら2022年8月末をもって、後継者不足により閉店とのアナウンスがあった模様。布施の歴史を作り上げてきたお店だけに非常に残念です・・・
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