一時は雨後の筍のようにガンガンとオープンしていた二郎インスパイア系ラーメン店。
最近はコロナ禍の影響もあって大分整理された様子ですが、難波の老舗二郎系と呼べるマッチョ千日前店がずっと休業しているようで、ちょっと心配ではありますなあ。
そんな中、コロナ真っ只中の昨年末に、大国町にオープンしたのが「辛味噌小二郎」。日本橋のオタロードで人気を集めている清麺屋さんがプロデュースした店で、店名の通りピリ辛味噌味が特徴らしいです。
場所は地下鉄大国町駅から国道26号線を北上、元町3丁目交差点を少し東に入ったところにあります。
レギュラーメニューは、辛味噌小二郎(880円)と豚骨小二郎(850円)があり、小二郎はそれぞれ麺量が180gで、120gの小サイズも用意してあります。さらにトンカツというトッピングもあってビックリ(笑)。
小サイズでも良かったのですが、腹が減っていたし最初だからノーマルの辛味噌小二郎にしました。オプションは、ヤサイの量は変えられず、ニンニク・生姜の量、背脂の量の調節が出来るだけ。
スープを一口飲んでみると、どっしりとした濃厚な豚骨スープにサラッとした細かい背脂が浮かび、少し甘めの味噌とピリッとした唐辛子、ニンニクと生姜の風味が効いていて、スープとしてちゃんとレベルが高いのはさすが清麺屋という感じですな。
麺は多加水のブリッとした太ちぢれ麺で、これはあんまり二郎という感じはしません。野菜はほぼもやしのみで、キャベツがほんのちょっぴり、そして刻み青ネギ。
チャーシューは巻きバラ1枚で厚みが5mmほど、固めのしっかりとした歯ごたえで、値段からするとちょっとボリュームが物足りないですかね~。
ちょっと気になったのは日曜日の昼時なのに、入店してから食べ終わって出るまで他のお客さんがゼロだった事・・・
平日は混むのかもしれませんが、ミナミに来る客は取り込めそうにない立地なので、もうちょっと良い場所に移転したらブレイクしそうな気がします。どうもご馳走様!
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