この店を本サイトに掲載したのはもう14年前、当時から休日には開店前に行列が出来る人気ではありましたが、あくまで地元に限られた客層でした。
ところが最近は、YAHOO!のトピックスで、ねとらぼに「大阪で一番人気の洋食店」などと取り上げられるなど、やたらとメジャー媒体で見かけるようになったので、どんな事になっているか観察がてら久々に再訪しました。
土曜日の開店15分前に到着したところ、既に10人以上の行列が出来ていてビックリ。開店時には結局20人をゆうに超えていたでしょうか。昔はせいぜい開店時で5～6人だったと思います。
店がオープンして続々とお客さんが入り、私も無事1巡目で何とかカウンターに座る事が出来ました。テーブルは4人がけですが、相席で詰めている状態でしたよ。
キッチンの中では、シェフが1人で調理を切り盛りされている体制は変わらず。でも昔に比べると随分腰が曲がってしまわれましたね・・・。
オーダーはシーフードフライと迷ったのですが、久々なのでドミグラスソースの味を確認したくなり、ビフカツ（1000円）にしました。
まずは最初に、玉ねぎとベーコンのポタージュが提供。あっさり優しい味わい。
そしてビフカツとライスが登場。ビフカツは長辺が20cmはあってこの値段とは思えないサイズで思わずニンマリ。
牛肉は5mm厚で少し癖がありますが、中まで火が通っているのに柔らかいです。ドミグラスソースは、ビター感は無いけど塩気と酸味のバランスが取れていてご飯が進みます。サラダにはオリジナルのドレッシングがたっぷりかかっていて美味しい。
改めて14年前のデータを見たら、それぞれわずか100円しか値上げしておられないんですね。そりゃ人気が加速するのも当然です。でもこれは典型的な、原価が上がっても値上げできずに限界まで引っ張って力尽きるパターンに見えます・・・
もっと値上げをしてもいいので、シェフの後継を見つけられて、いつまでも営業を続けていただきたいものです。どうもご馳走様！
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