南海天下茶屋駅のガード下にある、6人も入れば満席の立ち食い寿司。
店の外観に屋号は見当たりませんが、近くにある越中屋という寿司屋の息子さんが営まれているようで、越中屋ジュニアという通称が付けられているそうな。
電話予約が必須の人気店なのですが、とある平日に電話をかけてみたら、19時から席が確保できたので2ヶ月ぶりにやって来ました。
「立鮨 越中屋」@天下茶屋駅 立ち食いでいただく一流のお寿司
天下茶屋にある寿司の名店「越中屋」が、南海天下茶屋駅のガード下で立ち飲み形態の店を出したと最初に聞いたのが確か10年前。 当時は気に入って何度か通ったものの、コロナの時に持ち帰りのみの形態に変更、しばらくは音沙汰が無かったのですが、ネットの...
まずは赤星をオーダー、アルコールは全て500円均一。カウンターには寿司が置かれる小皿とガリ、割り箸がセットされます。
そしてまずはいつもの「おまかせ五貫」(1000円)。最初はイカのうにのせ、ウニの芳醇な香りとイカの甘味が絶妙。
これは珍しいネタ、生穴子。ネットリとした舌触りの奥にゴリゴリのコシがあり、味は淡白。
旨味がしっかり乗っている肉厚のアジ。
濃厚な肝が載せられた、分厚いカワハギをポン酢でさっぱりと。
直前に蒸し器で火を通した、ホカホカ、フワフワの焼き穴子。やっぱり穴子はこっちが好きかな。
ここで芋焼酎にスイッチ、アテの白子みそ焼き(900円)。濃いめの味噌と鱈白子の淡白さのアクセントが楽しく、上にかけられたチーズのような白子ムースが良い仕事をしています。
ここから寿司を追加、昆布締めで旨味と甘味が凝縮したボタンエビ(400円)。
ラストは、カニ味噌で合えられたズワイガニ(300円)。こんな濃厚かつ洗練された寿司がたったの300円とは、リーズナブルにもほどがありますな!
一流のネタと仕事なのにあくまで大衆寿司のお値段、ここを超えるコストパフォーマンスはまず大阪市内には無いんじゃないかと思いますね、どうもご馳走様!
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