今週の木曜から開催されている、京阪百貨店守口店の催事「秋の全国うまいもの大会」。
そこに、「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」でビブグルマンを始めとして、食べログ百名店など数多くの賞を受けている名店、「鉢ノ葦葉」が店を閉めて催事に来られるという事で、自転車を飛ばして行ってきました。
開店15分前から並んでエスカレーターで7階に到着、何とか1回転目に滑り込む事ができました。でも調理に相当な時間がかかっているようで、そこからさらに30分以上も待たされました・・・
メニューは塩らー麺(1500円)と醤油らー麺(1500円)、それぞれ特製(1950円)の4種類。いつもは醤油派の私ですが、出汁の味がより分かりそうな塩らー麺で行ってみました。
ようやく登場した塩らー麺。2種類のチャーシューとワンタン、メンマなどが乗ってゴージャスですな。
スープは、熊野地鶏をベースに煮干しや乾物を加えたものだそうですが、自己主張はほどほどでジワジワと滋味が溢れ出す優しい味わい。
ストレートの細麺は北海道産小麦を使った自家製麺で、ツルツルとした喉越しとしなやかさが印象的。自家製の皮で包んだワンタンは、プリプリのショウガの効いた粗挽き肉で食べ応え十分。
ソーセージ状のものは、熊野地鶏の3つの部位で作ったらしい鶏のテリーヌで、それぞれ違った歯ごたえがあって楽しさが感じられます。
みえのお米豚の肩ロースを使った低温調理のチャーシューは、驚くほど柔らかくて旨味もしっかり。出汁を染み込ませたメンマは、これまた太さからは想像もできない柔らかさに驚嘆します。
ただ、それぞれが非常に手が込んで丁寧に作られているのに感心しましたが、全体としては上品にまとまりすぎてインパクトとしてはやや物足りないのが素直な感想でしたね。
もし感動するレベルまで行ったら日曜日には醤油を食べに来ようかと思っていましたが、この1杯で自分は満足かな。どうもご馳走様!
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