この日は大阪駅前第1ビルの別の店に行く予定だったのですが、臨時休業なのか閉業なのかシャッターが閉まったきり・・・昼休みで時間が無いので、同じフロアでこれも宿題だったお店に訪問。
以前は大阪駅前第2ビルで「喫茶ミクロ」として営業されていた店が、数年前にスピンアウトして第1ビルにカレーだけを提供する店をオープン、その後は喫茶のほうが閉店し、今はカレー屋だけが残った状態になっています。
喫茶時代からフルーツを使ったメニューが売りで、カレーにもパパイヤやマンゴー、バナナなどが入っているそうで、フルーティな味わいが特徴的なんだそうですが、個人的に甘いカレーが苦手なのでずっと未訪問のままだったのです。
でも、最近はこういった老舗がインフレや後継者不足であっさり閉店してしまう事が多くなり、やはり気になっていた店には今のうちに行っとかないといけないなという事で、ようやく今回初訪問と相成りました。
第1ビルの地下2階にある店は、わずかカウンター6席と非常に狭く、中で女性3人がひしめきながら調理をされています。店の表には食品サンプルの入ったガラスケースと、横には立派な券売機があり、その中からチキンカツカレー(750円)をポチリ。
揚げ物はあらかじめ揚げ置きされており、注文が入ると油に入れて1分ほど揚げ直しをしてからカレーライスの上に置かれます。
卓上には福神漬の入ったガラス容器があり、机の端っこには「塩キャベツ」ありますと書かれていて気になったのですが、今回はやめておきました。
チキンカツは、7cm角程度の大きさのカツが4個乗ってかなりのボリューム。肉は胸肉が使われていてパサパサ、揚げ直しなので衣が油っぽくて胃がもたれます。
カレーソースは、確かにフルーティな甘さがまずガツンと来ます。スパイス感はあまり無いですが、後から辛さをじんわり感じます。
大皿に盛られたご飯の量もたっぷりで、全部食べきったら腹パンパン。味はやっぱり自分には甘すぎましたが、これで750円は上々のコストパフォーマンスだと思いましたね。どうもご馳走様!
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