昭和の時代は、鶴橋で焼き肉といえば「鶴一」が代名詞で、この店は小さな新興焼肉店にしか過ぎない存在でした。
確か、この角だけの店舗だったんですよね。でも今や、この初代店舗の周り5軒ほどを飲み込んで、鶴橋駅前で最も人を集める店にのし上がりました。
おかげで、いつも行列が出来ているのでなかなか立ち寄る気が起きなかったのですが、たまたま5時ぐらいに通りがかるとほとんど待ち客がいなかったので、何十年かぶりに初代店舗の空きに滑り込む事が出来ました。
まずは、大動脈のコリコリとハラミスジ。
ホルモンは新鮮だし、タレがまた濃いめで美味しい。
細かく包丁が入って、パリパリとした食感が気持ち良い軟骨のウルテ。
これだけの包丁仕事を、毎日お客さんの数だけ仕込むのはものすごい手間だと思うのですが、これを毎日変わらず続けているのだから、人気になるのも当然ですわな。
コブクロも包丁が入っていて食べやすい。もちろん臭みもありません。
肉質だけで言えば、ここより上の店はたくさんありますが、常時多数のホルモンをリーズナブルに、外れなく美味しくいただけるのはさすがだと思いますね。どうもご馳走様!
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