フランス飲み食いこぼれ話(小ネタ集 後編)

フランス
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4月のベルギー・フランス旅行で、単独エントリーにはしなかった飲み食いの写真からのピックアップ第3弾、フランスの後編です。

フランス飲み食いこぼれ話(小ネタ集 前篇)
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前編はブルゴーニュまででいったんエントリーを締めて、今回はサッカーのフランス・リーグアン、RCランスとスタッド・ランスのサッカーの試合を見にLensへ行くところから。

またもうっかりパリ行きのTGVを予約するのを忘れてしまい、性懲りもなくローカル線の旅。めちゃくちゃ混んでて立っている人もいましたよ。

今回の旅で4度目のパリになりますが、ここまで全部通過するだけ(笑)。フランスの鉄道網はパリを中心に放射状に伸びているので、どこへ行くにしてもパリを経由しないといけないんですよね~。

でもこの日は、パリでの乗り継ぎ時間が2時間ほどあったので昼飯を街で取ることにしました。そろそろアミノ酸中毒の症状が出始めていたので、オペラ座の近くにある日系のおにぎり専門店「おむすび権米衛」へ行ってみることに。

おにぎり自体は、こんな感じでフランスの駅売店やスーパーで普通に見かけるのですが、いかんせん値段が1個4ユーロ(660円)以上とバカ高く、とても日本人に買える値段じゃありませんからね。

が、ちょうどランチタイムの真っ只中で、店の前にはお客さんの大行列! 値段は2ユーロからと巷の半額、しかも自家製米で炊きたての御飯ですから、パリジャンに人気なのも頷けます。

でもそんなに時間がない自分は諦めるしか無く、その近所にあったテイクアウトがメインの中華料理屋に飛び込みました。パリは何でも物価が高いので、節約して具のない焼きそばとビール。中国醤油をぶっかけてアミノ酸を補充完了!

学生時代にパリへ来た時は、日本食はオペラ座近辺に数えるほどしか無かったのですが、当時唯一と言って良いラーメン店だった「ひぐま」がまだ営業していてビックリ。わざわざ高いラーメンは食べませんけどね。

そして慌ただしくランス(Lens)に移動。シャンパーニュで有名なReimsもランスと読みますが、こっちはベルギーに近いパ=ド=カレー県にある街。ランスはスタジアム以外に何にも無い街で、試合まで時間を潰すのが大変でした。

でもこんな田舎の小都市でさえOTAKUと名付けられたアニメショップがあります(笑)。

さっきまで閑散としていたカフェが、いつの間にかRCランスのサポーターで溢れかえっています。

スタジアム前にある屋台でサポーターに混ざってビール。イギリスもそうですが、こういう屋台って脂ぎったハンバーガーとフライドポテトぐらいしか料理が無いんですよね。

さらにスタジアム内の売店は、食べ物はフライドポテトのみ。試合の終了時間が遅く、ここで晩飯を済ませておかないといけないので他に選択肢がありません。いや、日本のほうがはるかにスタジアムグルメは充実していますなあ。本当にフランスは食の国なんでしょうか?

翌日はリールに移動。リールもこの旅で4度目、初めての宿泊になりました。

宿は中心街から2駅ほど離れたところにしましたが、ホテル内のバーで酒も飲めたし、値段の割に快適で良かったです。

朝食は食べ放題のビュッフェで、パンやコーヒー、ジュース、シリアル、ヨーグルト、ゆで卵が食べ放題!

わざわざこのホテルを選んだ理由はレンタサイクルが借りられる点にあったのですが、ホテルでは近所のスポーツセンターにあるレンタサイクル屋を紹介され、行ってみたら店員が誰もいない・・・

しばらく待ったけど人が来そうにないので、仕方なくホテルの前にあったV’lilleという公共のレンタサイクルを借りて、パリ=ルーベという自転車レースのコースを見学。

レースは翌日でしたが、前日はアマチュアが本番のコースを走るチャレンジが開催されていました。自転車で来てる人は皆立派なロードバイクばかりで、レンタサイクルで来てる人間は自分だけ(笑)。

ランチは行き道の途中にあったバーガーキングで。ケンタッキーと違ってワッパーは日本とほぼ同じでしたよ。

戻ってからはリール市内を観光。日本における京都のようなフランスの古都で、石畳が多くて立派な教会や尖塔がたくさん。

パンで有名なPAULもリールが本店です。

巨大なリール大聖堂の前にはクラフトビールのバーがあり、休憩がてら一杯やりました。

日曜は、自転車レース「パリ=ルーベ」本番。約30箇所の石畳区間を走破する過酷なレースで、最も有名な区間、トルエ・ド・アランベールへ行く途中、ヴァランシエンヌで下車。

ここで昼飯を食べるつもりだったのですが、日曜日とあって飲食店はおろかスーパーまで全部お休み。かろうじて、駅前にあったベトナム料理店が開いていたので選択の余地なしに突入。

まずはベトナムのサイゴンビールで一杯。

食べ物のオーダーは牛肉のフォー。優しい味のスープに幅広で柔らかめの麺、ミディアムレアに火が通された牛肉がたっぷり。

トルエ・ド・アランベールには臨時のDJブース、大型ディスプレイが設営されていて大変賑やか。でも自分のように電車で来た人はごくわずかで、ほとんどの方が自家用車を近隣に止めていたようです。

アランベールの文字が入ったプラスチックの使い捨てグラスでビールをいただきました。もちろん容器は自分のお土産に持って帰りましたよ。

またしてもエントリーが長くなってしまったので、ここらでいったんカット。次は最後のパリ編、今度こそラストになります!

コメント

  1. ish より:

    トップの写真を見た時は間違いかと思いましたよw
    「本当にフランスは食の国なんでしょうか?」な内容でしたが、街並みとかスタジアムの様子とか楽しめました。ラストも楽しみにしています!

    • こばやしりょーじ より:

      >ishさん

      まあ比較的まともな飲み食いは既に別エントリーにしてますので、はみ出し部分はショボくなりますw
      フランスもやはり階級社会なので、サッカーの試合に来るような下層階級は食文化も貧しいのかもしれません。

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