この日は、何となく博多風豚骨ラーメンが食べたくなって、おなじみの一二三@南森町に行こうかと思ったのですが、あまりに暑くてもうちょっと近場で良い店が無いかと思って見つけたお店。
食べログで確認したら10年前にオープンした店で、そういえば当時どっかのブログかなんかで見た記憶はあるんですが、まあこの10年ほどは大阪の町中では恐ろしい勢いでいろんなラーメン屋が出来ていたので、すっかり記憶の彼方に飛んでいってましたな。
でもすっかり栄枯盛衰が激しくなった大阪のラーメン界にあって、こんな地味な立地で10年も続いているのは良い店の証拠ですからね。夜はモツ鍋を出す二毛作で頑張っておられます。
案の定、入店すると昼の1時前ぐらいというピークを過ぎた時間帯ながら、店内はお客さんでほぼ満員。かろうじてカウンターに空いていた席に滑り込みました。
メニューは魚介豚骨や味噌豚骨などのバリエーションがありますが、やはりまずはデフォルトの博多とんこつ(850円)を選択。一般的に博多ラーメンはボリュームが少なめなので、ライスの小(100円)を追加オーダー。頼めばニンニクも絞った状態で出してくれます。
さて博多とんこつですが、まずはスープを一口飲んでみると、豚骨の臭みは一切なくクリーミーで程よい濃厚さ、塩気抑えめのまったりスープ。麺は博多風のベーシックなストレートのサクッとした歯ざわりの細麺。
チャーシューは3mm厚ぐらいの豚もも肉が2枚と、博多風豚骨ラーメンにしては食べ応えがあります。肉質もまずまず良好。そしてたっぷりのきくらげと青ネギ。ニンニクも絞りたてで香りが良いです。
卓上には辛子高菜と千切り紅生姜が取り放題で、ご飯は小サイズで結構量がありましたが、高菜をたっぷり盛ってワシワシ平らげました。
一二三に比べると値段は高いけど、まったりと濃厚なスープと分厚いチャーシューで差別化はされています。豚骨ラーメンが食べたくなった時のマイ選択肢に加わってくれそうですな。どうもご馳走様!






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