毎度毎度、全国からラーメンの名店をイートインにぶっ込んでくる京阪百貨店守口店のバイヤーさん。
今回は、ミシュランのビブグルマンを受賞された池袋の「麺処 篠はら」が、金沢に移転して始められたという「金沢 麺つみき」さんが土曜日までの期間限定で登場。
この日は、あいにく午前中に新型コロナウイルスのワクチンであるコスタイベを打ちに行く予定を入れていたので、午後3時頃に京阪百貨店へ訪問。
さすがにこの時間になると行列こそ出来ていませんでしたが、お客さんで会場はほぼ満員。何とかギリギリ空いていた席に飛び込みました。
メニューは特上醤油らぁ麺、特上白醤油らぁ麺、昆布水つけ麺の3種類。ひとまずデフォルトであろう特上醤油らぁ麺(1600円)をオーダーしました。
出てきたラーメンを見ると、何とそれぞれ素材が異なるチャーシュー類が5つも乗っています。
左上のつくねは、おそらく粗挽きの鶏ベースでブリブリの歯ごたえ、下味もしっかり付いて良いアクセント。左下は鴨ロースで、ジャムのような甘い味付けでミディアムにローストされています。
その右隣は鶏むね肉。超低温で火入れしたのでしょうか、火は通っているのに生肉みたいに柔らかくて驚きました。その次は豚の肩ロースで、これは食べているうちに熱が通って肉が硬くなってしまいました。最後は豚バラ、脂がたっぷり乗ってプリプリ。
スープは、鶏ベースに貝や牛テール、日本酒を合わせた重層的でふくよかな味わい。麺はツルツルとした多加水の中細平打ストレート。
確かに完成度の高い非常に美味しいラーメンだったのですが、食べ終わってから最後にスープを飲むと、それぞれのチャーシューから滲み出た味が混ざってごった煮みたいになってしまったのが少し残念でした。
チャーシューはあえて1~2種類に絞って、あとは植物性のメンマやネギぐらいに留めたほうが、せっかくコストがかかったスープをしっかり味わえるんじゃないかと思いましたね。どうもご馳走様!




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