この日はポタリングではなく、残り少なくなった米を買いに行くため車での移動。さすがにチャリでは10kgの荷物を担ぐのは辛いですからね~。
ついでに今福鶴見のイズミヤにあるダイソーで買い物した後、イオンへ向かう途中で、ふと外を見たらカドヤ食堂の今福鶴見店が空いている事に気づきました。
カドヤ食堂といえば、今や押しも押されもしないラーメンの超有名店。かつては今福鶴見の交差点北東にあって、その当時は何度か通っていた記憶があります。
本店が西区へ移転した後、元の場所から近いところに支店が出来たのは知っていましたが、しょっちゅう前を通る店ほど足が向かないの法則通り、その後8年間ひたすら素通りを続けておりました(笑)。
コロナウィルスの影響で、特に個人経営の飲食店が苦境に陥る中、あえて営業を続けておられる店は出来る限り応援したいので、今回やっとの初訪問と相成りました。
店は常時換気を行うために表のドアは開けっ放し、椅子の間隔も広めに取られていて感染防止の配慮が感じられます。
席に座ってメニューを見ると、ラーメンが900円、一番安い魚介そばで850円となかなかの良いお値段。一瞬目が泳いでしまいましたが(笑)、その中でも一番オトクそうな1000円のサービス定食をオーダー。
左が魚介かけそば。かけそばというだけあって、具はネギとスープに浮いたクルトンみたいな破片のみ。
ちょっとテンションが下がりますが(^_^;)、まずスープを飲んでみると想像以上に魚介。つーか、香りがほとんど関西のうどん出汁と同じです。麺は平打気味でツルツルとのどごしが良く、プリプリ。
そしてクルトンに見えた四角い破片ですが、食べてみるとジュワッと牛脂やホルモンのコクが感じられ、これはどこかで食べた味・・・? さらに記憶をたどってみると、これは間違いなくあの「油かす」ではありませんか! つまり、これはかすうどんをラーメンに再構築した一杯と言えるわけですな。
そして黒豚めしですが、豚肉を繊維状にほぐして甘辛く煮付けたものがどっさり乗っかり、想像以上に食べごたえがあります。でも全部が繊維なので、塊の豚肉も欲しかったですね。
この内容で1000円というのを高いと見るか安いと見るか。それは皆さんのご判断におまかせしますが、一度訪問する価値のある店である事は確かだと思います。どうもご馳走様!
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