阪急百貨店では毎年恒例になっている、「カレーとカレーのためのうつわ展」で、毎年出店されているカラピンチャのシェフ、濱田さんから今年はスリランカの伝説的なシェフ、Mount Lavinia Hotelのパプリス・シルワさんが来日、手伝いをされるとのアナウンスがありました。
期間中の土日はあいにく保養所旅行と重なっており、天気も悪かったので平日に行くのは難しく、今回はスルーしようかなと思ったのですが、次回のグルコバでスリランカ料理を出すタイミングだったのもあって、何とか都合を付けて食べに行くことにしました。
メニューはライス&カレーのチキンとマグロの2種類。迷いましたが、やはり基本のチキンカレーをいただく事に。値段は1620円と阪急価格ですが、勉強代ですからね~。
平日なのにかなりの行列で、昼休み中に帰れるか焦りました。待ってる間に窓が設けられた厨房を見ると、濱田シェフがお手伝いされているのを見かけ、軽く会釈をしました。
ライスは、白いキーリサンバライスと、赤米のラトゥキャクルハールの2種類が選べ、まだ食べたことが無い赤米の方を選択。
チキンカレー(ククルマス・カリヤ)は、トマト味が効いた濃厚かつスムーズなグレイビーで、いかにもホテルらしいリッチな味わい。ツナパハもあまり自己主張はしていません。鶏肉はもも肉を使用。
赤米はモチモチとしていてちょっとおこわっぽい感じ。上はカリカリに揚げたパパダンが乗っています。
ナスのモージュは、かなりしっかりナスが揚げられていて皮がクリスピー。ココナツビネガーとパームシュガーで濃厚な甘酸っぱさ。エシャロットの食感が楽しいです。
空芯菜とココナツを和えたカンクン・マッルンは、シャキシャキとした食感とあっさり味でメリハリがあります。
オレンジのポルサンボルは、辛味やモルジブフィッシュは控えめで、酸味とココナツの甘みがしっかり主張するタイプ。
レンズ豆のカレー、パリップはグレイビーは少なめでドロっとしており、ココナツミルクが効いてこれも濃厚な味わい。
全体的に、やはりホテルらしくカレーは濃厚でソースのような趣き、そしてスパイスは控えめ。またカラピンチャさんとは異なる、おもてなしのスリランカ料理の一面が見られて楽しかったです。
余談ですが、2つ隣に綺麗なお姉さんがいたのですが、良く見るとライス&カレーを2つ頼んで両方とも1人で食べていたのにビビりました(笑)。また来年もこういう機会があると良いですな。どうもご馳走様!
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