今週の水曜から始まった、梅田阪急百貨店の「春の九州物産展」。
ちょうどその日は京都まで出かける用事があり、いつもなら昼食は京都で食べるところですが、開店時間に百貨店へ飛び込み、イートインの「ラーメン海鳴(うなり)」に寄ってから行くことにしました。
土日だと凄い行列になるんでしょうが、さすがに開催開始日の午前中だとそんなに混んでないですね。でも食べ終わる頃にはほぼ満席になってましたよ。
メニューは魚介豚骨ラーメンと、ジェノバと呼ばれるバジルソースが入ったラーメン。以前に西本町の葛でも食べましたが、個人的に洋風味のラーメンは好きじゃないので、オーダーは当然魚介豚骨ラーメン(781円)で。
スープをひとくち飲みますと、まず魚介の旨味と香りがガツンと来て、豚骨鶏ガラのまったり濃厚な味がやって来る感じです。そして後からほんのりとした甘い後味が感じられるという、博多っぽくない重層的な味わい。
どっかで食べたことがある構成だなと思ったら、天六の群青で食べた「雨劇」に似ているかなと。雨劇は自分には相当甘くて濃厚過ぎたのですが、このラーメンはバランスが取れていて甘さに嫌味は無いですね。
麺は博多風のストレート細麺で、チャーシューは巻きバラを薄切りにして炙ったものでトロトロ。そして青ネギ。イートインにしては珍しく、卓上におろしニンニクと紅生姜があって、味を変えながらいただけるのが嬉しいです。
すべからくお高めな阪急百貨店のイートインにしては比較的お手頃、しかも完成度の高い一杯でオススメです。是非期間中に訪れてみてください。どうもご馳走様!
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