出町柳から鞍馬へと伸びる叡山電鉄の茶山駅に、かつてますたにで働いていた方が独立したラーメン店があると聞いて、打ち合わせの前に行って来ました。
場所は茶山駅からすぐ東に出たところで、現在は平野神社前にある家系ラーメンの「紫蔵」があった居抜きらしいですね。
中は奥に長いカウンターになっていて、老夫婦2人で切り盛りされている様子。鶏ガラの匂いが充満していて期待できますね!
メニューはラーメンとチャーシュー麺、それぞれ大盛りだけとシンプル。まずは普通のラーメンで行っておきました。
ラーメンはいわゆる背脂チャッチャ系ですが、良く考えると京都で背脂を浮かべるラーメンってそんなに多くないですよね。
スープを飲んでみると、鶏ガラの旨味がガツンと来て、キレのある醤油ダレと一味唐辛子のピリッとした刺激、背脂の甘味とコクのバランスが良くてとても美味しいです。
麺は京都らしい柔らかめの中細ストレート。チャーシューはモモ肉っぽい薄切りであっさりしてますが肉質は良好。そしてシャキシャキの九条ネギ。
いや、このクォリティで今どき1杯600円とは見事なコストパフォーマンスです。昔、ますたにで初めて食べた時の感動がちょっと思い出されるような気がしました。
ますたに自体にはずっとご無沙汰なので、岡本屋さんと味がどう違っているのか試してみたくなりました。どうもご馳走様!
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