四川料理をメインに、日替わりでバラエティ豊かな料理を提供していただける「食生々」さんのランチ。
でも、何故か四川料理を代表するメニューである麻婆豆腐だけがなかなかランチには登場してくれませんでした。
ランチで麻婆豆腐が提供された事が無かったわけじゃないのですが、その日は「麻婆豆腐祭り」と称して、普段は2種類あるメニューが麻婆豆腐のみになるイベントになるようで、公式Instagramを遡ると、前回は2021年の12月なんですよね。
つまり、なんと5ヶ月ぶりという貴重な機会。それがようやくやって来たとあっては、何を差し置いても馳せ参じるしかありませんよね(笑)。
店は仕事場の近所にあるので、ちらっと開店時間にチェックしてみたら、いつもよりはるかに多い20人ぐらいの人が並んでいて、やっぱり皆さん麻婆豆腐を待ちわびていたんでしょうね~。
仕事はサボらず、ちゃんと昼休みになってから店の前へ行くと、まだ10人程度の行列が残っています。でも開店してから30分ぐらい経つと、1巡目のお客さんが退店し始めるので、意外と待たないんですよね。
案の定、15分ぐらいで着席。いつも1階のカウンター席だったのですが、今回は珍しく2階の窓際席に案内されて、何も言わずに黙って座っていたら麻婆豆腐のランチが登場。
かなり大きめで深い皿に麻婆豆腐がどっさり、あとは溶き卵のスープと、たけのことビーフンの和え物、そしていつもの杏仁豆腐。
麻婆豆腐は、木綿豆腐が大ぶりに切られてしっかりした歯ごたえ。豆鼓と豆板醤が深めに炒められ、ほんのりとした苦味と味噌の香ばしさが個性を醸し出しています。
食生々の他の料理はだいたいあっさりめであまり辛くないのですが、今回の麻婆豆腐はかなり辣が効いていてオイリー。食べているうちに汗が吹き出してきます。麻のほうはそれほどでも無いですが、時々花椒のフレッシュな香りに襲われます。
いや、これだけ本格的な麻婆豆腐が、ご飯をお代わりしなくても満腹になるくらいたっぷりいただけて1000円ポッキリとは、これはお得と言わざるを得ません。
次回はまた半年後になってしまうかもしれませんが、辛抱強く待って次回も必ず参戦したいものですな。どうもご馳走様!
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