今年の7月に、京都のラーメン激戦区である一乗寺にオープンした家系ラーメンの「斎藤家 一乗寺店」。
本店は横浜の根岸にあるそうで、関西ナイズされていない本場の家系ラーメンがいただけるのではと期待していたのですが、いかんせん一乗寺は大阪からはあまりにも遠く、やっとこさ涼しくなった機会を捉えて自転車でサイクリングがてらにやって来ました。
到着したのはランチタイムど真ん中だったので、既に4人ほど待ち客が出来ていました。激戦区とは言え、お客さんの絶対量はそれほど多くない中、コンスタントに行列が出来ているのは定評の証ですな。
ラーメンは並1杯が950円で、ライスは別売りで150円となかなか強気なお値段。まあこのご時世ですから致し方ありません。今回は並の油多めでお願いしてみました。
卓上には、お酢に粗挽き&細挽き胡椒、きざみ&おろし生姜、豆板醤、おろしニンニクと豊富なアイテムが揃っています。
まずスープを一口飲んでみると、サラッとしていて不自然なとろみが無く、それでいて豚骨の出汁が良く出た深みのあるボディで、関西では珍しい総本山「吉村家」の雰囲気を感じさせる味わいです。
麺は家系おなじみの酒井製麺製で、ブリっとした食感の多加水太麺。チャーシューも正統派の燻製された大判の肩ロースが入り、厚みもしっかりあります。
ほうれん草は生を茹でたものでフレッシュ感があり、海苔も厚みがあって香りと歯ごたえが良く、期待通りレベルの高い、関西ではトップクラスの家系ラーメンだと確信しましたね。
こういう店が近くにあったら通うんですが、やっぱり一乗寺は遠すぎますなあ・・・斎藤家さん、次は是非家系不毛の地である大阪市内に出店をお願いします(笑)。どうもご馳走様!
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