極めてリーズナブルな八寸がシグネチャーメニューの、天満の大衆割烹「加門」さん。
前回の訪問から季節も変わったので、また八寸の内容が変わっているはずと思って再訪して来ました。
今回の八寸は、蟹味噌豆腐、富有柿白和え、鯖寿司、むかごの岩石豆腐、子持ち鮎飴煮、酢取り茗荷、枝豆とすっかり秋の装いですな。この内容で800円は相変わらず激安!
天ぷら盛り合わせ(1000円)は、カラッと揚がってサクサク。海老2尾にレンコン、かぼちゃ、茄子、ヤングコーン、いんげん豆、さつまいも、イカと盛りだくさん。もちろん天つゆ、塩も付いてます。
牛スジ煮込み(550円)は、スジ肉が赤身主体でトロトロと柔らかく、醤油ベースでコッテリ甘辛く煮付けられていて酒にピッタリ。
そしてメニューを見ていると松茸土瓶蒸し(1300円)を発見、こりゃ頼まないわけには行かないでしょう。
中身は、松茸と鱧、鶏肉、海老、蒲鉾、三つ葉と充実した内容。でもちょっと出汁が濃すぎて松茸の風味がかすみがちだったかな。
驚いたのは、どこで情報を見たのか中国系のインバウンドカップルがフリで来店した事。しかもメニューはGoogle画像翻訳が役に立たない達筆なのに、注文はどうするのか心配だったのですが、女将さんがスマホの音声翻訳でコースをおすすめされて無事楽しまれていたようです。
しかしこんなローカルな店までインバウンド客が詰めかけてしまうと、我々はいったいどこで飲めばいいのか絶望しちゃいますよね~、どうもご馳走様!







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